
あまりにユニークな見た目のせいか、海外では悪魔やモンスターのみならず地球外生命体のモデルにされたこともあるイカやタコ。
だが実際に海で暮らす頭足類は、とても優雅で美しく、時には見とれてしまうほどクールでお茶目で魅力的だ。
そんな彼らのとりこになった水中写真家のローレンス・シェーレさんがオーストラリアの海で撮ったイカやタコなどの写真がインスタで話題を呼んでいる。
体色を虹色に変えるイカや大あわてで砂に潜るタコなど、水中でしかみられない彼らの日常を覗いてみよう。
【オーストラリアのタコやイカやその他の生物をシェア】
こちらは海洋生物学者で水中写真家でもあるローレンス・シェーレさんがニューサウスウェールズ州で出会った頭足類やその他の海洋生物だ。
カメラに絡みついたマオリオクトパスと呼ばれるマダコの一種。ニュージーランドを中心に生息する南半球最大のタコで全長1m、体重9kgに達する個体もいる
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古くから語り継がれているタコ。特殊な能力を持ち、知能も高いとされる彼らは専門家のシェーレさんにとっても神秘的な存在だ
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特に水中で素早く泳ぐタコの姿はハッとするほど美しい。
本当に見れば見るほど不思議な生物だ
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カメラに気づいて隠れ始めたサザン・ボブティール・スクイッド(学名:Euprymna tasmanica)。せっせと砂を自分にかけるところが可愛いぞ
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あっという間に消えた!オーストラリアに生息するサザン・キールド・オクトパス(学名:Octopus berrima)が砂に隠れるシーン
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縞のある細長い触手が特徴のAmeloctopus litoralisという学名のタコ。この個体はまだ若く、新しい住み家を探しているところらしい
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のんびり泳ぐヒョウモンダコの仲間(学名:Hapalochlaena maculosa)。オーストラリアに生息し、人間を殺すほどの毒を持つことで知られるが、ふだんはおとなしいそうだ
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とても仲睦まじそうなコウイカのペア。
いつも一緒に行動しているみたいだね
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オーストラリアの海にはウミウシとは思えない外見のアオミノウミウシも
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ナイトダイビングで出会った人なつっこいイカ。動画の冒頭、エビを捕まえる直前に体色が変わっているところに注目!
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カメラ目線で筋トレ?を披露するイカ。
イカにもいろんな個性があり、こんな楽しいポーズを見せる個体もいる
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【一番のお気に入りはオーストラリアコウイカ!】
シェーレさんの写真はどれも見事だが、彼自身のお気に入りはオーストラリアコウイカの写真だという。
子どものころ、ナショナルジオグラフィック誌で見たオーストラリアコウイカがきっかけで海洋生物に関わるようになった彼にとって、このイカは特別な存在なのだ。
シェーレさんが愛してやまないオーストラリアコウイカ(Sepia apama)。このイカは世界最大のコウイカで外套膜が50cm、体重10.5kgにまで成長する
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鮮やかな色のオーストラリアコウイカのメス。海中でもかなり目立ちそう
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体色をカラフルにしてメスを探すオーストラリアコウイカのオス。人間も惹きつけられるほど美しいグラデーション!
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たくさんの海洋生物との出会いつつ、イカと一緒に泳ぐ幸せを満喫しているシェーレさん。あこがれの生物と触れあう毎日に生きがいを感じてるみたいだよ。
見事な水中写真をシェアするローレンス・シェーレさんのその他の作品はLAWRENCE SCHEELE(@snorkeldownunder)をチェックだ。
References:laughingsquidなど /written by D/ edited by parumo
記事全文はこちら:頭足類ラヴ!タコやイカの美しすぎる画像と動画 http://karapaia.com/archives/52288109.html
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