
ジョニー・デップがインスタをはじめた件 image credit:johnnydepp/Instagram
アメリカ現地時間の4月16日、俳優のジョニー・デップがInstagramのアカウントを開設し、大注目を浴びている。彼は今までSNSをやったことがなくこれが初めてだという。
ジョニー・デップのインスタは、開始後わずか2時間で50万人のフォロワーがつき、数日経った19日時点で既に320万人以上に達している。
投稿回数は今のところ3回だが、動画の中でジョニー・デップは「今オープンに語る時が来た」として、「こんな時だからこそ互いに助け合う気持ちが必要」と自己隔離中のファンに呼びかけている。
【ジョニー・デップが初のインスタ開設】
世界的に有名で人気のハリウッド俳優ジョニー・デップ(56歳)が、ついにインスタグラムを開設。このニュースはたちまち多くのメディアが注目するところとなった。
開設からわずか数日にして、既に320万人以上のフォロワーを持つインスタグラムには、まだ投稿が3回しかないが、ファンにとってはとても意味ある内容のものとなっている。
初の投稿となる1枚目の写真では、デップは薄暗い洞窟の中を思わせるような場所で複数のキャンドルを前に座っており、「やぁ、みんな。今撮影中なんだ。ちょっと待ってて。」とキャプションを付けてシェア。
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続いて同じ場所で撮影された約8分にわたる動画がシェアされ、その中でデップは次のように話している。
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これまでは必要性を感じなかったので、自分にとってこれが初のSNS体験となるんだけど、今、オープンに対話をする時が来たと感じている。
デップは、「この目に見えない敵の脅威は、既に計り知れない悲劇と人々の生活への損害を引き起こしている」と新型コロナウイルスによるパンデミックについて語り、病に苦しんでいる人、適切な治療を受けることができないでいる人、死に向き合っている人、仕事を失ってしまった人、ウイルスから守る術もなく路上生活を余儀なくされている人など、社会的弱者とされる全ての人々に思いを寄せた。
【「誰かの1日を明るくする何かにチャレンジしてみて」】
動画の中で、デップは「隔離生活の単さに屈することなく、自分自身や誰かのためになるクリエイティブな何かをしてみよう」と呼びかけた。
このような困難な状況だからこそ、お互いが助け合おうとする気持ちが必要だ。今日は自分のために、明日は誰かのために、1日が明るくなれるような何かにチャレンジしてみてほしい。
絵を描いたり、本を読んだり、考えたり、電話を使って映画を作ってみたり、楽器をやっているならそれを弾いてみたり。新たに何かを学んでみるのもいいと思う。
【ジョン・レノンのカバー曲『Isolation』も公開】
最新の投稿では、デップは友人で伝説のギタリストと呼ばれるジェフ・ベックとコラボした故ジョン・レノンの名曲『孤独(Isolation)』のカバー曲を公開。
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ジェフ・ベックによると、この曲は2019年にデップと一緒にスタジオ入りしてレコーディングした時にできた音源で、こんなに早いタイミングでこの曲を公開することになるとは思っていなかったそうだ。
しかし、原題『Isolation』は「孤独」以外に「隔離」も意味するため、デップと共に「ジョン・レノンの歌詞は、孤独や恐怖、現存する危機を感じている状況にいる自分たちにとって、今シェアするのがベストなタイミング」と話し合い、今回の公開に至ったということだ。
デップは、「このカバー曲を聴いた人が、ほんの少しでも心休まることができて、連帯感を持ってくれたら。このパンデミックを切り抜けるための手助けになればと思う」と語っており、最後に「個人的な話になるが」と前置きした上で、常に変わることなく揺るぎないサポートをしてくれているファンへの感謝の気持ちを伝え、インスタグラムの動画を締めくくった。
コメント欄には、一般のファンからだけでなく多くの著名人からの絵文字やコメントが相次いでいる。
written by Scarlet / edited by parumo
記事全文はこちら:ジョニー・デップがついにインスタを開設 「こんな時だからこそ自分と誰かのためにできることを」と呼びかけ http://karapaia.com/archives/52290044.html
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