
愛嬌のあるロボットが人間のお手伝いをする光景は映画やアニメでおなじみのシーンだが、現実にそんなロボットあったらいいな、を強引に叶えたYouTuberのアイデアが話題をさらっている。
彼が作ったR9-D9は、スターウォーズのドロイド似の床掃除用ロボットだ。
ずいぶんよくできてるな、と思いきや実はこれ、なんとあのルンバを使ってできたものだという。
2002年にお掃除ロボットとしてデビュー以来、犬のマッサージ機や猫のタクシーなど意外な側面を披露していたルンバが、SFファンをうならせる粋なロボットに変貌したのだ。
[動画を見る]Housekeeping Droid
【R2-D2似のロボットが掃除?その正体はルンバ!】
こちらは映画製作者のマシュー・スコット・ハンターの自宅で働くハウスキーピングドロイドその名もR9-D9だ。
床の掃除をせっせと行うR2-D2似のロボット。その作業を一手に引き受けるのはロボット界のお掃除プロ、ルンバである。
足元に高性能の掃除機を備えたR9-D9は、床のごみの吸引やモップがけもでき、障害物を検知すれば自動で方向転換する。
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充電ももちろん自力で行える
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【ゴミ箱とルンバでできたR9-D9】
ハンターが改造を思いついたきっかけは駐車場で見たゴミ箱だった。R2-D2を思わせるそのフォルムが彼に多大なインスピレーションをもたらしたのだ。
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そこからルンバを使ったドロイドをひらめいた彼は、似た形のゴミ箱を入手して塗装、木片やボール紙、ペットボトルの蓋などでパーツを作成した。
ヘッドにあたる部分にはファンモーターをつけ、足元にUSB充電器を設置。Bluetoothのスピーカーを内蔵して音声が出るようにした。
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重さおよそ6.3kgのドロイドになったルンバはリモコン操作も可能。
状況に応じて障害物を華麗に回避させることもできる。
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ただしこだわりのボディがつっかえて掃除しきれないときもある。
だがそこはドロイドらしい愛嬌により相殺される仕様になっている。この姿を愛でるファンにとってはそれもまた魅力のうちなのだ。
【スターウォーズファンから熱いオファーが!】
「自分のルンバを特別に改造したんだ」と語るハンター自身もこの出来栄えには大満足のようす。掃除ロボットといえばこれでしょ!とばかりに誇らしげだ。
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一方、マニアックなルンバの動画はスターウォーズファンをたちまち魅了。うちにも欲しい!という声が殺到した。
この件に関する海外の反応は...
・私が求めていたドロイドがこれ
・スタンダードなR2-D2でも作れるならぜひ売って欲しい。スターウォーズファンにはたまらないアイテムだ。
・こりゃいいね
・どこで買えるの?すごくクール!!
・2台ほしい
・ボディのゴミ箱どこで売ってたんだ?
・やだかわいい!
もはや改造というより付属物にみえなくもないルンバが今後どのようにアイデンティティを保っていくのかが少々気になるが、掃除がゆるめでも愛着がもてるロボットがいる暮らしってやっぱあこがれちゃうな。
References:youtube / laughingsquid など /written by D/ edited by parumo
記事全文はこちら:お掃除性能は制限されるけど、SF気分を味わえる。
ルンバをスターウォーズのR2D2に魔改造 http://karapaia.com/archives/52291018.html
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