王冠でかっ！ドイツのバーガーキング、社会的な距離実現のため、巨大な王冠はっとを配付中

バーガーキングは王冠ハットで社会的距離 image credit:burgerkingde/Instagram
　世界各国に店舗を持つ大手ハンバーガーチェーン、バーガーキングと言えば、キング（王）だけに、王冠だけにをモチーフにした紙製のハットが子供たちに配られたりしているが、世界は今、コロナ対策の真っ最中だ。

　ドイツのバーガーキングでは、巨大な王冠ハットを配布することで社会的距離を保つという、ユニークなアイディアを展開中だ。

　『designtaxi』などが伝えている。
【顧客が社会的距離を保つよう「巨大王冠」を配付】

　ロックダウンが段階的に緩和されているドイツで、バーガーキングは5月22日から店内での飲食が可能となった。

　現在も引き続き社会的距離を維持することが重要なため、大切な顧客が安全な社会的距離を保つことを何より優先しなければならない。

　そこで、来店した顧客が互いに、ドイツで推奨されている6フィート（1.82メートル）の距離を保てるように、ユニークでクリエイティブな取り組みを導入。「社会的距離王冠」と名付けられた巨大な紙の王冠を配付することにした。

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【遊び心のある王冠をかぶって楽しみながら食事を】

　バーガーキングという名にまさにふさわしい、その王様の冠は折りたたまれた形で配布されるため、ユーザーらは自分で作成しなければならない。

　かぶると、確かに社会的距離をきっちりと保つことが可能になる。他のハンバーガーチェーンより一歩先を言ったバーガーキングは早速顧客の注目を集めたようだ。

　バーガーキング社はこのように述べている。

高い安全性と衛生基準を守るため、自分たちでできる取り組みを導入しました。それは楽しく、遊び心もあるクリエイティブなものです。

【イタリアのバーガーキングでは玉ねぎ3倍ワッパーで社会的距離】

　所変わってイタリアでも、バーガーキングはユニークな方法で顧客の社会的距離の維持に取り組んでいる。

　それは、「ソーシャルディスタンス（社会的距離）・ワッパー」だ。

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Social Distancing WhopperR

　通常、ワッパーには生の玉ねぎスライスが入っているが、今回の特別ワッパーには通常の3倍の量がたっぷり入っているという。

　これを食べると口から発する玉ねぎ臭が強力となり、周りの人が近づきたくなくなるというそんな社会的距離の実現なのだそうだ。

　各国のバーガーキングはユニークで斬新な試みを続々と展開しているようだが、こういったジョークが笑って受け入れられるのならば、人類はまだまだ大丈夫っぽいような気もしてきたよ。

written by Scarlet / edited by parumo

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