ゴールデン・レトリバーが20歳に。最高齢記録を更新(アメリカ)

20歳の誕生日を迎えたゴールデン・レトリバー image credit:GoldHeart Golden Retrievers Rescue/Facebook
 ゴールデン・レトリバーの寿命は、平均10~12年とされているが、アメリカのテネシー州で飼われている1匹のゴールデン・レトリバーが、4月に20歳の誕生日を迎え、家族や仲間の犬たちに祝福を受けた。

 このメスのゴールデン・レトリバー、記録のある中で、犬種として最も高齢となるのではと推測されているようだ。
Fox2Detroit』などが伝えている。
【長寿の記録を更新した20歳のゴールデン・レトリバー、オージー】

 6月20日に、ゴールデン・レトリバーの保護施設『GoldHeart GoldenRetriever Rescue』がFacebookアカウントでシェアした20歳のゴールデン・レトリバーが注目を浴びている。

 その投稿は、テネシー州に住む犬の飼い主からシェアされたものだった。

 ゴールデン・レトリバーのオーガスト(通称オージー)は、2000年4月24日に生まれたとされている。

 詳細は不明だが、保護施設へと預けられたオージーは、これまでに2度、それぞれの飼い主の都合で住む家を代わることを余儀なくされ、最終的にテネシー州オークランドのジェニファー&スティーヴ・ヘッターシャイトさん一家のもとへ引き取られた。

 その時、オージーは既に14歳という高齢に達しており、地元でゴールデン・レトリバーの救助施設を運営しているヘッターシャイトさんは、「うちが引き取ってあげなければ、きっとこの高齢の犬を誰も飼いたがらないのでは」と、オージーの世話をすることに決めたのだそうだ。

【20歳でも健康状態は良好なオージー】

 オージーが、ヘッターシャイト家に引き取られた時、腎臓の問題を抱えていることがわかった。更に、関節の動きにも多少の問題があったようだが、処方されている薬を飲み続けており、20歳にしては健康状態がかなり良好だという。

 永遠の家、そして終の棲家となる家で、オージーはこれまでの6年間を仲間の保護犬たちと一緒に幸せに暮らしてきた。

 4月24日の誕生日には、飼い主にケーキと「20歳の誕生日おめでとう、オーガスト」と書かれた巨大バナーをプレゼントしてもらい、長寿のお祝いをしてもらったオージー。

 その時の写真をオージーの最初の保護施設にシェアしたヘッターシャイト一家は、このように語っている。

ゴールデンが17~18年生きるという話はよく聞きますし、19歳まで生きたという例もたまにありますが、20歳までというのはオージーが世界初になるかと思います。


オージーは、よく動き回って毎日元気に庭を散歩しています。生きてくれる限り、私たちはオージーを愛し続けていきます。

 なお、Facebookの投稿を見たユーザーらからは、「わぁ、20歳なんて長生き!お誕生日おめでとう、オージー」「年をとっても、すごく美しいね」「素晴らしい!いい永遠の家が見つかって本当に良かった」といった祝福の声が寄せられている。

written by Scarlet / edited by parumo

記事全文はこちら:ゴールデン・レトリバーが20歳に。最高齢記録を更新(アメリカ) http://karapaia.com/archives/52292138.html
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