
地獄の保留音 / Pixabay
お客様センターに電話すると、まず自動音声メッセージが流れ、要件に該当する番号を選択し、その後オペレーターにつなぐという方法が今や一般的だ。
オペレーターを待っている間に流れてくるのが「電話保留音」である。誰だって待たされたくはない。そこで間を持たせる為、顧客の気分をやわらげる効果のある曲が流れるのだが、今回Twitterで話題となっていた保留音はひどかった。
英語圏のある銀行のお客様センターに電話した時の音声を録音したものだが、地獄の叫びかよ?ってくらい悪魔的なノイズに満ち溢れていたのだ。
まずは音声注意で聞いてみてほしい。
I'm on hold with my bank and this is the shit they are playing pic.twitter.com/fIobus2a38
— hsky the god (@jkmb) June 24, 2020
ジャズのような音楽がベースとなっているようだが、ノイズがすごすぎ。高音でキーキーとなりまくる。
こんなん待ってられないわ。すぐに電話切りたくなるわ。
まてよ?それが作戦なのか?その手があったか!とか思っちゃうじゃないか。
連絡をいただいたのだが、この動画はもともとYoutubeに投稿されたものだそうだ。
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Worst hold music ever?
【日本の電話保留音は?】
ちなみに日本のコールセンターの保留音はオリビア・ニュートン・ジョンの『そよ風の誘惑』が定番のようだ。
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コールセンター保留音「そよ風の誘惑」
エルガーの『愛の挨拶』も多い。
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【MIDI】電話の保留音「エルガーの愛の挨拶」
ニール・ダイアモンド『Let Me Take You In My Arms Again』なんかもある。
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コールセンタの保留音(フル)
コールセンターに電話しがちな私はこれらの曲ほとんど聞いたことがあるし、実際曲はどうでもよい。上の悪魔音は困るけど曲はあんまり気にしてない。
それよりも曲の間に挿入される「申し訳ありません。ただ今大変こみ合っています。このまましばらくお待ちいただくか、もう一度おかけ直しください」という音声メッセージに関して物申したい。
このまま待った方がいいのか、いったん切ってかけ直した方がいいのか、どっちなんじゃい!って毎回思うわけだけど、もう一度かけ直して良い結果になったことがないから、結局そのまま待つんだけど、みんなはどうしてる?
あのメッセージもさ、1回挿入されるごとに「1回目です」とか回数を言ってくれたり、なぞなぞとか出題してくれたり、音声を変えてくれたり、変化球をくわえてくれることで、もうちょっと退屈せずに待てるはずなんだ。10回20回はあたりまえに聞かなきゃならない場合もあるからね。トイレいって、さらに宅急便の応対して、コーヒー淹れてももまだつながらないとか余裕だしね。
追記(2020/06/27)本文を一部修正して再送します。
記事全文はこちら:銀行のお客様センターの「電話保留音」が悪魔的なノイズだった件(※音声注意) http://karapaia.com/archives/52292172.html