
UFO墜落現場なのか?image credit: youtube
長きにわたり、未知との遭遇を経験したという人は決して少なくはない。公式記録に残されているものもあるが、その多くは謎に包まれたまま、人々の記憶から追いやられていく。
イギリスの森の中で、犬の散歩中、男性は不可解な現場に遭遇した。ある部分だけ何かが墜落したかのように木々がなぎ倒されていたのだ。
男性はその様子を撮影して投稿。『Plymouth Live』などに「これってUFOが墜落した現場?」と問いかけている。
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Man discovers what he believes to be a UFO "crash site" | SWNS
【森の中でUFO墜落現場を発見?】
7月13日の午後4時過ぎ、イギリス南西部コーンウォール州とデボン州の境界にあるメドドンという村にキャンプをしにやって来たプリマス在住の造園家ベン・ランドリコンべさんは、犬を散歩させるために森の中に入り1.6kmほど歩いたところで、奇妙な現場に遭遇した。
それは、多くの木々が一定地域のみ横倒しになっているというもので、木は上部で折れていたという。
木が倒れているその場所は、まるで穴が開いたようになっており、何かがクラッシュしたかのような雰囲気を醸し出していた。
そのミステリアスな光景を見たベンさんは、咄嗟にSF映画のUFO着陸したシーンを思い浮かべたそうだ。
しかも、その不可解な現場で写真を撮影していると、誰かが自分たちを見ているような不気味さも感じ、奇妙な音さえ聞こえ、ベンさんはすぐにキャンピングカーのある場所へと引き返したということだ。
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tombud/pixabay
【強風により木々が倒れた可能性】
ベンさんは、「なんとも不可解で奇妙な光景だった。あれはUFOが墜落した現場なのかもしれない」と推測しているが、森林局によると別の答えが返ってきた。
1980年のサフォーク州レンデルシャムの森での伝説的なUFO目撃事件については、物議が激化しているということもあり、イギリスではUFO目撃の報告は慣れているという感があります。
しかし、今回のメドドンの現場は、木々が強風によって不安定になり、最初に倒れた木がドミノ式に隣の木を次々と倒していき、あのような状態になったという可能性が高いでしょう。
とはいえ、実際は宇宙人が上陸を偽装するためにそうした巧妙なトリックを使った、という推測も可能です。
なお、英国国防省は過去50年間の国内でのUFO目撃事例を文書化し、公表している。
今回の謎の現場は、果たしてUFOが墜落した跡なのか否か。またしても明確な答えは出ていないが、このような不可解な現象はスリルと恐怖でもって人間の想像力を刺激し続けていることは間違いないようだ。
written by Scarlet / edited by parumo
記事全文はこちら:UFO墜落現場?犬の散歩中、森の中で奇妙な光景を目撃した男性(イギリス) http://karapaia.com/archives/52292904.html
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