
コロナウイルスの影響で夏の風物詩となっていた様々なイベントが規制されている中、お星さまだけは我々を裏切らない。見上げればそこにいてくれるのだ。
三大流星群の一つで夏のビッグ天体ショーとなる「ペルセウス座流星群」が8月12日22時頃にピークを迎える。
日本では7月17日からちらほらと流れ星が見え始めていたのだが、11日21時以降流れ星が増え始める。そして12日22時頃がクライマックスで、訓練された観測者が見れば、1時間あたり30程の流星を見ることができるという。
今回は、月明かりはあるもののまずますの条件がそろっている。あとはお天気だが、今のところ、関東、北海道は期待できそうだ。
とりあえず流れ星に向かって、呪文を唱える感覚でスラスラと願い事が言えるように願い事をコンパクトにまとめてたくさん用意しておこう。
【夏の風物詩、ペルセウス座流星群】
毎年8月のこの時期に現れる「ペルセウス座流星群」は、「三大流星群」の一つで、年間でも常に1・2を争う流星数を誇る。
国立天文台によると、極大期において、夜空の暗い場所で観測したときに、1時間あたりに見られるおよその予想流星数は30個だという。
今年は8月12日が下弦のため、流星群を観察しやすい時間帯のほとんどに月明かりがあるものの、月がそれほど明るくないため、まずまずの数の流星を見ることができるそうだ。
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【ゆっくり解説】今見れる!どうやって見る?三大流星群の一つ!ペルセウス座流星群解説!
【観測のタイミング】
ペルセウス座流星群が極大になるのは8月12日22時頃と予想されている。その前後、8月11日~8月13日21時以降も流れ星の数は増えているので十分観測が可能だ。天気に応じてこの3日間は見逃さないようにしよう。
ペルセウス座の方向にある放射点は、夕方は地平線の上にある。実際に流星を目にし始めるのは、もう少し放射点が高くなる午後21時から午後22時頃だ。明け方まで放射点は高くなり続けるので、真夜中頃から空が白み始めるまで観察しやすい時間帯が続くそうだ。
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2020年、ペルセウス流星群の見え方 image by:国立天文台
できるだけ街灯などの街の明かりが少ない場所で、望遠鏡や双眼鏡を使わずに肉眼で広い範囲を見渡すと観測しやすくなるという。
なるべく視界に月が入らないように工夫しながら観察することで、より多くの流れ星を見つけることができるだろう。そしてより多くの願い事を唱える確率も上がることだろう。
【とりあえず一度は空を仰いでみよう。きっと何かが変わるはず】
見えても見えなくても、この日はとりあえず空を仰ごう。それだけできっと気分も変わるはずだ。何か特別な行動を起こすことで、今まで気が付かなかったものが見えることがあったりもするもんだ。
一旦空の様子を確認し、どうしても天気や立地の問題で見ることができない場合には、インターネットに頼ろう。ペルセウス座流星群をライブ配信しているチャンネルがいくつかある。
日本、長野県の木曽観測所
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そろそろペルセウス座流星群! 流れ星と星空ライブカメラ 長野・木曽観測所から配信中 Night Sky LIVE streaming from Kiso , JAPAN
アメリカ、アリゾナ州の販売者のローウェル天文台
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Lowell Observatory
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CosmoSapiens
記事全文はこちら:ペルセウス座流星群は8月12日夜がクライマックス!願い事をたくさん用意して空を見上げよう http://karapaia.com/archives/52293567.html
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