
今年8月、アメリカのスミソニアン国立動物園で飼育されているアメリカ国内では最高齢とされるジャイアントパンダのメイシャンが、人工授精で出産したニュースは世界中で報じられたし、カラパイアでもお伝えした。
現在、赤ちゃんパンダは元気に育っているようだ。このほど、園はかわいい赤ちゃんパンダの健康診断の様子をSNSで公開。
今のところ健康問題は全くなく、キュートさを全開させたその姿は、多くのユーザーらをメロメロにしたようだ。
[動画を見る]
#PandaStory: Cub Exam on Sept. 25, 2020
【22歳の高齢の母親から生まれたパンダの赤ちゃん】
8月21日、アメリカのワシントンにあるスミソニアン国立動物園で、ジャイアントパンダのメイシャンが22歳という高齢で、赤ちゃんパンダを出産した。
[動画を見る]
7月22日に22歳になったメイシャンは、アメリカで最高齢のジャイアントパンダとされ、高齢出産としては世界で2番目の記録を持つと言われている。
アメリカの動物園が凍結精液のみを使用した人工授精により、パンダが妊娠・出産に成功したのはメイシャンが初めてということもあり、園内のスタッフは無事に赤ちゃんが生まれてきたことに歓喜の声をあげていた。
その赤ちゃんが、現在生後1か月となった。既に白と黒の毛が生えているその姿は、キュートさを全開させている。
[画像を見る]
今回、同園保護生物学研究所の獣医らが、赤ちゃんパンダの健康診断を行っている様子を動画やTwitterで公開しているが、嬉しいことに赤ちゃんパンダはすくすく元気に育っているようだ。
Last Friday, Sept. 25, our giant panda cub had a brief exam. Keepers say it is strong, healthy and growing nicely into the signature panda 'plump.' ❤️ #PandaStory #PandaCubdates pic.twitter.com/uAkUXcEA4F
— National Zoo (@NationalZoo) September 28, 2020
【現在、性別をDNA検査中】
9月25日の検査では、体重1337グラム、鼻の先から尻尾の先までの長さは35.5センチ、腹囲は32センチで、ちょうど米ナスサイズの大きさで、ふっくら丸く長いその姿は健康そのものだそうだ。
[画像を見る]
現在は、母メイシャンの母乳のみで育てられているが、1歳ぐらいになるどパンダの主食となる竹やその他の固形食品を口にすることができるようになるということだ。
性別においては、ちょうどDNA検査中ということで、判明するまでに数週間かかると園側は述べている。
このまるごと癒しのようなかわいい赤ちゃんパンダの動画を見た人々からは、「わぁもうこんなに大きくなったんだ!かわいい!!」「元気に育ってね」「なんてキュートなの。ぬいぐるみみたい!」「抱っこしてみたい」といった声が寄せられている。
written by Scarlet / edited by parumo
記事全文はこちら:キュートさ全開!生後1か月のパンダの赤ちゃんをアメリカの動物園が公開 http://karapaia.com/archives/52295377.html