
南極大陸除く世界中の大陸に分布し、最も生息域の広いフクロウとして知られているメンフクロウ。通常、ハート型の顔は明るい白もしくは茶色で、全体的な体の毛色は薄茶色から灰色の濃淡というのが一般的だ。
しかし、ごく稀な遺伝子変異により、黒のメンフクロウが存在する。イギリスのノーフォーク州で飼われている“ダスク”も、10万羽に1羽の確率で生まれた黒いメンフクロウだ。『Eastern Daily Press』などが伝えている。
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Rare Black Barn Owl
【遺伝子変異の黒いメンフクロウ】
イギリス、ノーフォーク州北部に住むサンドラ・ダルゼルさん(60歳)は、自宅の敷地内にフクロウの保護区『Happisburgh Owls』を設立し、現在14匹ほどの様々なフクロウと一緒に暮らしている。
その中でも特に珍しいのが、黒いメンフクロウの“ダスク”だ。
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ダスクは2004年に生まれたが、親が飼育を拒絶したため、サンドラさんが引き取って親代わりとして育てて来たという。
黒いメンフクロウは、親に飼育放棄されると野生では標的にされるため、飼育下でのみ生きていくことができます。黒いフクロウのメラニズムは非常に稀な遺伝的変異で、それほど多くは存在しません。
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確率でいうと、10万羽に1羽だそうだ。
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サンドラさんは、「保護区では、とても行き届いた世話をしています。ダスクにもハッピーに長生きしてほしい」と話している。
written by Scarlet / edited by parumo
記事全文はこちら:10万羽に1羽の確率で存在する世にも珍しい黒いメンフクロウ(イギリス) http://karapaia.com/archives/52295981.html
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