5日間で2か月分の雪が降った極寒の地、ロシア・ノリリスクの今

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 ロシア、シベリア北西部の奥地にあるノリリスクではわずか5日間で2か月分の雪が降り続き、12月3日には高さ2メートル以上にもなったという。

 ノリリスクは人間が住むには過酷な厳しい地域ではあるが、通常の約2倍の雪が一気に降ったことで人々はSNSでその状況をシェアした。

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 中央シベリア高原の北西部に位置するノリリスクは人口約13万人。人口が10万人を越える都市では世界で最も北に位置する。

 冬の寒さは厳しく、年間平均気温は-9.8度で2月の平均気温は-35度に達する。ちなみに記録上の最低気温は-63度である。

 一年のほとんどが雪で覆われているとは言え、短期間にこれだけ大量の雪が降ったのは珍しいという。前年比で2倍の積雪量だ。

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 毎秒27メートルの突風が吹き荒れており、更に過酷な状況が続いている。

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 突然の大雪に除雪作業が進まず人々の移動が困難になっているという。

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Snowy mountains! An incredible blizzard hit Russia, Krasnoyarsk Territory, Norilsk

 窓ガラスが全部雪にうもれた建物
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 日本では、11月25日発表の「3か月予報」によると、12月~2月(全般)の気温は北海道で平年より高く、北日本・東日本で平年並、西日本で平年より低くなる予想となっている。

 積雪量は平年並みかやや多めとなっているが、ラニーニャ現象が続いた場合にはより寒く、より雪が降る可能性があるので注意が必要だ。

記事全文はこちら:5日間で2か月分の雪が降った極寒の地、ロシア・ノリリスクの今 http://karapaia.com/archives/52297192.html
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