
「ハッ!!」 気合いと共に、コンクリートブロックさえ砕く重さ40キロの丸太を股間で受け止めるのは、中国洛陽市郊外にある軍屯村で暮らす武術家、王留太氏(65歳)だ。
彼の技は「鉄の股間」といい、気功を駆使することで男性最大の弱点を鉄のように硬くし、蹴りやパンチの衝撃を防ぐ、ある意味究極の防御法だ。
正しく受け止めれば股間にダメージはないのだそうだが、正しく受け止められなかった場合どうなっちゃうのか心配でならない。
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Fight to save ‘iron crotch’ kung fu moves online with unflinching martial arts masters in China
【軍屯村に伝わるユニークな奥義】
軍屯村では、古くからユニークな奥義が考案されてきたそうで、鉄の股間のほかにも、鉄の喉、鉄の頭、鉄の胸、鉄の背中といった技がある。
動画では、喉に槍を押し付ける子供たちや、体に剣山や刀を押しつけつつハンマーの一撃を受けたりする男性など、かなり過激な練習風景が紹介されている。
そんな村でも鉄の股間の使い手はかなり珍しいらしく、これができるのはたった5人しかいないとのこと。最近では、後継者不足が悩みの種であるそうだ。
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【鉄の呼吸?やり方は門外不出】
鉄の股間の習得には厳しい鍛錬が必要になる。鍛錬は成人に達した者だけに許され、師の指導の下で行われる。自己流でやっても大怪我し、一生障害で苦しむことになるだろう。
だが、この技を半世紀も続けてきた王氏は二児の父であることから、そうとうな使い手であるようだ。
やり方は門外不出で、詳しいことは不明だ。しかし王氏によると、睾丸を下腹部に引っ込めているわけではなく、気功(呼吸法の一種)によって急所を硬くするのだそうだ。
ちなみに澎湃新聞では、非常に興味深い技術としながらも、使い手が少ないのはあまり実践的ではないからではないかと述べている。
武術は己を強く鍛え上げることができ、また運動としての効果も高いが、鉄の股間はただ股間が頑丈になるだけで、大きないちもつが与えられるわけではない。
written by hiroching / edited by parumo
記事全文はこちら:真似るなキケン。股間で丸太を受け止めるカンフーの究極の防御法「鉄の股間」 http://karapaia.com/archives/52297479.html