ナイルワニのヘンリーが120歳の誕生日 image by:news24
ナイルワニは人喰いワニの異名を持ち、狂暴でなんでも食べることから実際に人間が襲われるケースも少なくない。
現在、南アフリカのクワズール・ナタール州のクロクワールド保護センターにいるナイルワニのヘンリーは、子供を含む多くの人を襲ったことで1903年にようやく捕獲された。
そのヘンリーが120歳になったそうだ。平均的なナイルワニの寿命が70~100年と言われているからかなり長生きしている。
【地元の人々を震え上がらせていた人喰いワニ「ヘンリー」】
ナイルワニのヘンリーは、ボツワナのオカバンゴ・デルタで生まれ、子供を含めた地元の人々を襲い「人喰いワニ」と恐れられていた。
ワニ退治を依頼されたヘンリー卿が1903年にようやく捕獲に成功。その功績を称してワニは「ヘンリー」と名付けられた。
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ヘンリーはその後処分されることなく完全監視下の中で過ごしていたが、85歳になった1985年、南アフリカのクワズール・ナタール州のクロクワールド保護センターに移送された。
その後6頭のメスのワニとの間に1万匹以上の子供を授かった。子だくさんの理由は、ナイルワニの習性にある。ナイルワニは子ワニの世話をよくすることで知られており、オスとメスは両方で孵化するまで巣を熱心に守るのである。
2014年、116歳当時のヘンリー
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Meet Henry - the oldest known Nile Crocodile in captivity
【120歳の誕生日にパーティー開催】
ヘンリーは大きさ5メートル、体重は700キロと巨大で、今ではセンターを訪れる観光客に人気のワニとなっている。
2017年、ヘンリーは世界で2番目に長寿のワニとなった。ちなみに一番の長寿記録を持つワニはオーストラリア、クイーンズランドに住んでいたオーストラリアワニのフレッシュで140歳(2010年没)だ。
そして2020年、ヘンリーはついに120歳を迎えた。
ロックダウンで閉園していたセンターは9月21日に再開されており、12月16日、ヘンリーの誕生パーティーが行われた。
パーティでは、ヘンリーに大好物の肉プレートがプレゼントされた。かつては人喰いワニと恐れられた獰猛なヘンリーも今では穏やかな老後を過ごしているようだ。
ヘンリーの長寿の秘訣が人喰いにあったかどうかは、ちょっとよくわからないが、ナイルワニは狩猟により1940年代から1960年代に絶滅の危機にあった。
今では保護活動によりほとんどの生息地において個体数の回復しているそうだが、一部生息域の破壊や環境汚染により個体数が激減している地域もある。
記事全文はこちら:体長5メートル、人喰いワニのヘンリーが120歳の誕生日を迎える http://karapaia.com/archives/52297669.html











