
月が5個余裕で入る!太平洋の広さを実感できる動画 image by:youtube
海は広いな大きいな、とは言うけれど太平洋の広さアジア(ユーラシア)、オーストラリア、南極、南北アメリカの各大陸に囲まれる、世界最大の海洋だ。
全地表の約3分の1が実に太平洋なのだが、巨大さを実感することは難しいので、この動画を参考にしてみよう。
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The Pacific Ocean is VASTLY Bigger Than You Think
太平洋は地球の半分以上に広がっており、最も長い連続した水域はインドネシアからコロンビアとペルーの海岸線までの辺りで東西方向の幅が約1万9800キロメートルになる。これは地球の半周とほぼ同じ長さで、月の直径(3474キロメートル)の5倍以上の長さである。
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また、太平洋の面積は約1億6525万平方キロメートル(日本のウィキペディアだと1億5555万7千平方キロメートルとなっている)であり、全地表の約3分の1にあたる。
これはどれくらい広いかというと、地球上のすべての大陸(1億4800万平方キロメートル)を入れてもまだ余裕があるほどの広大さだ。
日本列島だけならおよそ473倍の面積を持っている。
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火星1個を完全に沈めてしまうことすらできる。
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そしてその深さも半端ない。現在地球上で一番深いとされているのは太平洋にあるマリアナ海溝で、その深さは海面下1万911メートルであり、太平洋の平均深度は4028メートルから4188メートルである
これはアメリカの平均的なスイミングプールの最も深い底よりも2600倍以上深い
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水の量は約7億1千万立方キロメートル。世界の海の水の量の約半分にあたる。
また、太平洋には2万5000もの島がある。これは、太平洋以外の海にある島をすべて合計した数よりも多い。大部分は赤道より南にある。
部分的に沈んでいる島も含めて、その数は継続的に多くなっている
ただし、太平洋は現在プレートテクトニクスによって、長さにして1年におよそ2から3センチずつ狭まっており、面積にして1年におよそ0.5平方キロメートルずつ狭まっている。その一方で大西洋は広がっているそうだ。
ということで太平洋の広さ、理解できたかな?深海の謎はまだ解明されていないので、これから技術が進むにつれ、太平洋に隠された真実が次々と発見されていくことだろう。
追記(2021/01/03)本文を一部修正して再送します。
記事全文はこちら:月が5個余裕で入る!太平洋の広さを実感しよう! http://karapaia.com/archives/52297971.html
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