
ビーバーは枝や泥を積み上げ水をせき止めるダムを作ることで知られているが、アメリカ、ミネソタ州北部、ボエジャーズ国立公園の近くにビーバーが作ったダムは、多くの野生動物たちの通路となっているようだ。
この映像はビーバーダムを通る野生動物たちの姿を定点カメラで撮影した1年間の記録である。
ビーバーはもちろんオオカミやクマ、鹿やキツネに水鳥たちなど、様々な動物たちがビーバーダムを利用していて、次はどんな動物が登場するのかしら?とずっと見ていられる楽しい映像となっている。
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One year on a beaver pond in northern Minnesota
2019年の春にビーバーダムを通っていたのはオオカミだ。
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クマもやってきた。
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水鳥たちもやってくる。
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自然の建築士、ビーバーはダムのメンテナンスに余念がない。
ビーバーは「自分の生活のために周囲の環境を作り替える、ヒト以外の唯一の動物」であると言われており、水辺の木をかじり倒し、木材や泥などを使って、水をせき止め川を横断できるダムを作り上げる。
ダムによってできた“ダム湖”の中心部にも木を組み上げ、その中に家族で暮らせる家(個室状の巣)を作る。
長い年月の間にはいくつもの“ダム湖”が作られ、ビーバーが環境を大きく変えることで多くの命を森に呼び込んでいる。池になることで渡り鳥もやってくる。池にはたくさんの水草も育ち、様々な生物で賑わうようになるのだ。
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鹿の親子もやってきた。
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キツネもちょっと通りますよ
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約6分間の映像だが、様々な野生動物たちが次々と登場する自然み溢れる映像に、心が癒される気分がした。
記事全文はこちら:ずっと見てられるやつ。ビーバーが作ったダムを横断する野生動物たちの1年間を早回しで(アメリカ) http://karapaia.com/archives/52297990.html
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