ツングースカ大爆発を超える空中爆発が43万年前に起きていた。南極の氷からその証拠となる隕石の名残を発見

ツングースカ大爆発を超える空中爆発が43万年前に起きていた。南極の氷からその証拠となる隕石の名残を発見

photo by iStock
今から43万年前、南極上空で隕石が爆発した。クレーターは残らなかった。だが尋常な爆発ではなかった。その威力は、1908年にシベリアで起きた「ツングースカ大爆発」を上回っただろうという。

 『Science Advances』(3月31日付)に掲載された研究によれば、その証拠となる小さな粒子が南極の氷の中から発見された。それは爆発で溶け、氷と混ざって再び固まった隕石の残骸だ。
【ツングースカ大爆発よりも強力な空中爆発】

 地球に衝突してクレーターを残す隕石はかなり珍しいが、空中で爆発するものならそうでもない。そうしたものを「火球」といい、NASAには1988年から現在まででおよそ860件のそれが記録されている。

 最近のものなら、2013年に観測されたチェリャビンスク火球や、2018年のカムチャツカ沖の隕石が有名だろう。これクラスの火球なら100年に数度は飛来する。

 また1908年には、3メガトンを超える威力の爆発があった。「ツングースカ大爆発」と知られるこの空中爆発では、2150平方キロの範囲の森林が完全に吹き飛ばされている。

 ツングースカ大爆発よりも強力な空中爆発は珍しいが、それでも地球の歴史を通じて見てみれば、地表に落下してクレーターを残した隕石よりは一般的だったと考えられている。

 ただそうした隕石はクレーターを残さないので、見つけることが難しい。そのためどのくらい一般的だったのかはよく分からない。
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