地獄の光景かな?バイカル湖の針状の氷の中を泳ぐダイバー


 約3000万年前に地殻変動によって生まれた世界最古の湖であり、世界一深く、世界一透明度が高い湖としても知られている世界遺産、バイカル湖。ロシア東部シベリアの南方に位置し、三日月形のその湖の面積は31,494 km2。
琵琶湖のおよそ46倍もある。

 それゆえ驚くべき自然現象が発生し、様々な逸話も存在する。

 そんなバイカル湖では気象条件により氷の表情が様々に変化する。今年5月初め、まるで針山と化した氷の中で泳ぐことを試みたダイバーがいたようだ。
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Swimming in an Ocean of Ice Needles

 2021年5月3日にバイカル湖で撮影されたという映像には、針のようになった氷の中を泳ぐダイバーの姿が!

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 寒気を含んだ激しい風により、溶けかけていた氷が針状に砕け散ったという感じなのだろうか?

 氷の先端はとても鋭く、まさに地獄にあると言われている針山状態となっているが、ダイバーは大丈夫だったのだろうか?まさに自然の驚異である。

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 バイカル湖は冬の間は湖面すべてが氷に覆われる。気候は氷点下45度を下回るという。氷の厚さは1メートル以上となるため、凍った湖面の上を自動車やホバークラフトが通り抜けることができるそうだ。

 また、世界最古で巨大なバイカル湖は生物学的にみても生物多様性に満ち溢れているという。

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Lake Baikal: A biological treasure trove | SLICE

記事全文はこちら:地獄の光景かな?バイカル湖の針状の氷の中を泳ぐダイバー https://karapaia.com/archives/52302413.html
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