一夫多妻の罠。3番目の妻を迎え入れることを表明したインドの聖職者、2番目の妻にイチモツを切り落とされ死亡

 イスラム教徒のみ一夫多妻制が合法とされているインドで、複数の妻を持つ男性が凄惨な事件の被害者となり、命を落とした。

 既に2人の妻を持つその聖職者男性は、更なる妻を迎え入れようとしていることを2番目の妻に伝えたところ妻が逆上。ナイフで夫を去勢したのだ。

【3番目の妻が来ることを知った2番目の妻が夫を去勢】
 インドのウッタル・プラデーシュ州ムサファルナガのシカープール村で、6月24日の夜、イスラム教聖職者の男性が妻に局部を切り落とされ、出血多量で死亡するという事件が発生した。

 マウルヴィ・ヴァキル・アフマドさん(57歳)は、既に2人の女性を妻としていたが、3番目の妻を迎え入れようとしている意思を2番目の妻ハズラに伝えたところ、ハズラは不満を露わにした。

 どれだけ考え直すよう訴えてもアフマドさんは聞く耳を持たず、やがて2人は激しい口論へと発展。

 ハズラは「夫の計画を阻止するためには、去勢しかない」と、その日の夜アフマドさんが就寝中に、ナイフでイチモツを切り落とした。

 この時、1番目の妻は自宅にはいなかったという。 【アメリカのボビット事件を彷彿とさせる事件】
 事件の翌日、親戚の助けを借りてハズラは夫の代わりに典礼を行おうとしたが、アフマドさん不在を不審に思った近所住民が警察に通報。

 駆け付けた警察に署で取り調べを受けたハズラは、自分が夫を殺害したことを自供し、警察はハズラを殺人罪で逮捕・起訴した。

 ハズラは、警察に「夫を殺害した後、自首しようと思っていた」と話したという。

 インドの各メディアは、この事件を1993年にアメリカのバージニア州で発生した「ロレーナ・ボビット事件」に似ていると報じた。

 妻ロレーナ・ボビットが、夫だったジョンの局部を包丁で切り落とした凄惨な事件は、当時アメリカ全土および世界中で報じられ、後にドキュメンタリー放映もされている。
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India Today / written by Scarlet / edited by parumo

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