満月情報の時間です。カラパイアの満月情報を見て、ああ、今日は満月か?と空を見上げてくれる人が一人でもいてくれたらとてもうれしいのだ。
毎日下を向いて歩いている人も、家の中にこもっている人も、一年のほとんど月のことなんか忘れている人も、満月の時だけは、何時も地球のそばで見守ってくれていてありがとうと、感謝の気持ちを投げかけるのもいいじゃない。それってもしかして、メンタルヘルスが向上するかもしれないじゃない。
本日7月24日、午前11時37分に月は満ちる。
幸い天候にも恵まれる地域が多いので、日が沈むころにはまん丸のお月様を見られそうだ。
【7月の満月はバックムーン】
日本では7月の満月を表す言葉はないが、ご存じの通り、北米に住むネイティブアメリカンたちは、それぞれの満月に名前を与えることで季節を認識し暮らしに役立てていた。彼らは7月の満月をバックムーンと名付けた。
バックは牡鹿(オスの鹿)の意味で、この時期、毎年牡鹿のツノが生え変わることからこの名がついたそうだ。
他にも、嵐が多く発生することから、サンダームーン(雷月)とも呼ばれる。最近は豪雨が多いから、サンダームーンの方がしっくりくるかな。
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【7月の満月の見どころ】
今回の満月は午前11時37分に最大を迎える為、太陽の光に遮られマックスを見ることはできないが、19時23分の月の出から、翌25日(日)午前4時15分の月の入りまで観測することができる。
満月の最大:7月24日(土)午前11時37分夏の満月の特徴は、空の低い場所に出現することだ。月の出は南東からで、深夜にかけて南へと移動し、翌朝に西に沈んでいく。
満月の見頃:7月24日(土)19時23分~7月25日(日)午前4時15分
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【月が土星と木星に近づいていく天体ショーも】
今回、もう1つの天体ショーも用意されている。24日(25日未明)から26日(27日未明)にかけて、月が土星と木星に相次いで近づくそうだ。
月が土星に近づいて見えるのは、7月24日宵から25日未明にかけて。
24日の月と土星は、日の入り後しばらくした頃に東南東の地平線から一緒に昇ってくる。その後、真夜中頃、南の空で並んで輝く。満月と並ぶことで土星が輝いて見えるかもしれない。
その後、25日未明から夜明けにかけて月と土星は徐々に近づいていき、最も近づく前に朝を迎えるそうだ。
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その翌日と翌々日、今度は月が木星に近づいていく。最も近づくのは26日のお昼頃なので見ることができないが、25日夜から26日未明と26日夜から27日未明の2夜、月と木星が近づいて見える。
25日は、薄明が終わる少し前、東南東の空からまず月が、そして間もなくして木星が空に昇ってきくる。26日は、同じ頃にまず木星が東南東の空に昇り、少し遅れて月が昇る。
どちらの夜も、南の空に見えるのは、真夜中を過ぎてしばらくたった頃だ。
満月と土星と木星の共演も一緒に楽しんじゃおう。
そう遠くない未来、満月の月から地球を見下ろせる日も来るのかもしれないな。
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Guided Meditation New Moon July 2021
記事全文はこちら:7月の満月は今日!月に一度は夜空を見上げて宇宙を感じよう https://karapaia.com/archives/52304330.html











