
マルハナバチの賢さ、かわいさは、カラパイアの読者なら知っているだろう。高度な知能と認知能力を持ち、喜びの感情を持っているという研究結果も報告されており、人に懐くというケースも報告されている。
そして今回、マルハナバチにはやはり喜びの感情があると思わざるを得ない出来事がイギリスで起きたようだ。
少女は路上で羽を痛め、弱っているマルハナバチを助けた。すると救ってくれた少女のそばを片時も離れなくなったのだ。
朝も昼も夜も寝ているときも。少女はこのハチを家族に迎え入れ、ペットとして飼うことにしたという。
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This bumblebee goes shopping and bowling because she won’t leave teen who saved her | SWNS羽を痛め弱っているマルハナバチを助けた少女 8月7日、イギリスのウエスト・ミッドランズ州コヴェントリーに住むレイシー・シリングロウさん(13歳)は、母親のローラさんと犬の散歩に出た際に、道路で羽を痛めて弱っているマルハナバチを見つけた。
このままでは車に轢かれてつぶれてしまうと、レイシーさんはハチを近くの公園の花の上に移そうとした。
ところが、ハチはレイシーさんから離れたくなかったようだ。レイシーさんが何度もハチを花に降ろそうとしても、ハチは花に止まってくれずレイシーさんから離れようとしなかった。
これ以上ハチに無理をさせるわけにはいかない。レイシーさんはハチを自宅まで連れ帰った。
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image credit: youtube
家についてしばらくするとハチの羽は回復したようだ。
とにかくレイシーさんのそばにくっついてくる。そこで、レイシーさんはベティと名付け、このマルハナバチをペットとして飼うことにした。ベティと少女に芽生えた絆 ベティは、自分を救ってくれたレイシーさん以外の家族にはなつこうとはしない。ベティは1日のほとんどをレイシーさんにべったり寄り添って過ごしているという。
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近所にミルクを買いに出る際も、ベティはレイシーさんの眼鏡に留まりついて来る。また、一家総出でボウリング場へ繰り出す時にも、ベティはずっとレイシーさんの体から離れようとしない。
夜には、レイシーさんのベッド横のサイドテーブルにある小さな器に入って眠るベティは、今やすっかりレイシーさんの良きペットであり、友情すら築いているようだ。
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餌として砂糖や蜂蜜、イチゴジャム、時にグミキャンディーをあげたり、ビスケットをシェアしたりしているというレイシーさんは、ベティについてこのように話している。
レイシーさんの母ローラさんも、「ドアを開けっ放しにしているのに、なぜか全く飛んでいこうとしないんです。きっと娘のことが大好きなんでしょうね」と笑っている。
written by Scarlet / edited by parumo
『画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。』
そして今回、マルハナバチにはやはり喜びの感情があると思わざるを得ない出来事がイギリスで起きたようだ。
少女は路上で羽を痛め、弱っているマルハナバチを助けた。すると救ってくれた少女のそばを片時も離れなくなったのだ。
朝も昼も夜も寝ているときも。少女はこのハチを家族に迎え入れ、ペットとして飼うことにしたという。
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This bumblebee goes shopping and bowling because she won’t leave teen who saved her | SWNS羽を痛め弱っているマルハナバチを助けた少女 8月7日、イギリスのウエスト・ミッドランズ州コヴェントリーに住むレイシー・シリングロウさん(13歳)は、母親のローラさんと犬の散歩に出た際に、道路で羽を痛めて弱っているマルハナバチを見つけた。
このままでは車に轢かれてつぶれてしまうと、レイシーさんはハチを近くの公園の花の上に移そうとした。
ところが、ハチはレイシーさんから離れたくなかったようだ。レイシーさんが何度もハチを花に降ろそうとしても、ハチは花に止まってくれずレイシーさんから離れようとしなかった。
これ以上ハチに無理をさせるわけにはいかない。レイシーさんはハチを自宅まで連れ帰った。
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家についてしばらくするとハチの羽は回復したようだ。
そこで、レイシーさんはハチを外へ放そうと試みたが、ハチは飛び去ろうとはしなかった。
とにかくレイシーさんのそばにくっついてくる。そこで、レイシーさんはベティと名付け、このマルハナバチをペットとして飼うことにした。ベティと少女に芽生えた絆 ベティは、自分を救ってくれたレイシーさん以外の家族にはなつこうとはしない。ベティは1日のほとんどをレイシーさんにべったり寄り添って過ごしているという。
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近所にミルクを買いに出る際も、ベティはレイシーさんの眼鏡に留まりついて来る。また、一家総出でボウリング場へ繰り出す時にも、ベティはずっとレイシーさんの体から離れようとしない。
夜には、レイシーさんのベッド横のサイドテーブルにある小さな器に入って眠るベティは、今やすっかりレイシーさんの良きペットであり、友情すら築いているようだ。
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餌として砂糖や蜂蜜、イチゴジャム、時にグミキャンディーをあげたり、ビスケットをシェアしたりしているというレイシーさんは、ベティについてこのように話している。
助けた1日目に、すぐに飛んでいくかと思いましたが、私のそばを離れることはありませんでした。庭の花の蜜も与えようと花の中に降ろしても、ベティはすぐにレイシーさんのところに戻って来るのだそう。
ベティは、フワフワしていてとってもかわいいんです。ベティと一緒に過ごすのが大好きだし、この出来事をきっと一生忘れることはないと思います。
レイシーさんの母ローラさんも、「ドアを開けっ放しにしているのに、なぜか全く飛んでいこうとしないんです。きっと娘のことが大好きなんでしょうね」と笑っている。
written by Scarlet / edited by parumo
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