これが覚醒した姿。極限まで肉体改造を行い「悪魔」に変身したブラジル人男性。
image credit:diabaopraddo/Instagram

 極限まで全身の肉体改造を行うことで、悪魔のような外見に変身したブラジル人男性がいる。

 かつてホームレスで麻薬中毒者、現在はタトゥーアーティストの男性は、路上で過ごした年月が自己認識への覚醒に繋がったと話しており、Instagramでその変貌を披露している。


悪魔に変身したタトゥーアーティストの男性 ブラジルのサンパウロに住むタトゥーアーティストのミシェル・ファロ・ド・プラドさん(46歳)は、ディアバオ・プラッドまたはデビル・プラッドとして知られており、Instagramアカウント『diabaopraddo』は、9万人以上のフォロワーを抱えている。

 プラッドさんは、過去5年間で眼球と舌を含む体の80%以上にタトゥーを彫り、複数のボディピアスを開け、牙と角のインプラントの施術を受けた。[画像を見る]  更には、鼻と耳を削り、薬指の1本を切断し獣のように見せるなど、極限まで肉体改造を行ったプラッドさんの外見は、まるで悪魔のようだ。[画像を見る] ホームレス生活が自己認識への覚醒を導く メディア取材の中で、プラッドさんはホームレスで麻薬中毒者だった過去を持っていることを明かした。

 何年にもわたる路上生活が、プラッドさん自身に自己認識に向けての意識を目覚めさせるきっかけになったという。

 とはいえ、悪魔に変身することは自分の本来の選択ではなかったと主張。「世の中の悪意に惹きつけられて今の姿になった」と語っている。[画像を見る]  プラッドさんの妻キャロルさん(36歳)も、夫同様肉体改造を行っており、夫妻はその独特の拝見に対してかなりの偏見に直面しているようだ。[画像を見る] [画像を見る]  しかし、プラッドさんは世間が自分たちをどう評価するかなど一向に気にしておらず、嫌悪を遮断することを既に学んでいると話している。[画像を見る]
自分が望むことは、社会の確率されたパターンとは異なります。

外見が悪魔のようでも、自分の心の中には良心は存在しています。

これまでにとても多くのサポートや愛を受けてきたので、誰かの憎しみはそれに比べると些細なものです。
written by Scarlet / edited by parumo

画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。
編集部おすすめ