
インターネットスラングでは、しばしばコミ障と呼ばれることもある。人によって症状の出方や重さは異なるが、重度になると社会生活に支障をきたすようになる。
海外掲示板のスレッド「Social Anxiety(社会不安障がい)」では、社交不安障がいの人たちが抱えている日々の苦悩が投稿されている。
すると同じ悩みをもつユーザーから「あるある!」と共感を受け、「悩んでいるのは自分だけではない」ということがわかり、少しは安心するようだ。
1.電話ができない
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電話をした方が速いと言われても、それができない。2.電話が鳴ると怖い、人と接するのが怖い
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電話音が非常ベルのように聞こえ、外で何かを注文する時には馬鹿にされているように感じ、人の集まりの中にいると威圧感を抱き、家に帰るとホッとする。3.いつも疎外感
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「もっと話さなきゃ!」と言われても、「話す」ことを努力しなけれなならない。またそうしても、「無視されて邪魔され、話を変えられて誰も自分の話に注目していないし、誰も自分のことなんか気にしていない」と感じてしまう。4.たまに思い切って外に出ると...
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そんなに殻に閉じこもらなくてもいいのかな。たまには外に出てみようかなと思って実践したら痛い目に遭う。だから、殻に閉じこもったまま。5.やろうと考えただけでぐったり
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やろうと思うことがたくさんあるんだけど、考えただけでパニックになって、結局何もできないまま疲れて終わる。6. 劇的な人間関係とは無縁
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社会と関わるのが苦手な自分には、周りが経験しているドラマチックな人間関係には縁がない。7.アイコンタクトのタイミングがわからない
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長い廊下の向こうから誰かがやって来た時、いつアイコンタクトを取ればいいかそのタイミングが難しい。8.知らない電話番号から着信があると
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見覚えのない番号から電話が来ると、応答せずに素早くグーグルでその番号を調べる。9.自分の存在価値
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何時間も3つのアプリを同時に起動させ、何日も誰とも話さず、20年間聴き続けている音楽を聴いて、自分がここに存在していないことを想像する。10.本当はみんなとうまくやりたいのに...
Social anxiety isn’t “omg I hate everyone i wish I was watching Netflix in my room” it’s “I want desperately to be able to hang out with people but I hate the feeling of panic and fear I get around them so I don’t or can’t hang out with them, so I end up just staying home alone.
— Mental health (@DisorderSad) October 28, 2018
社会不安障がいって、「みんな大嫌い。だから自分の部屋で1人でNetflixを見ていたい」といつも思うんじゃなくて、本当のところは「人とうまく付き合うことができるようになりたい」って必死なの。11.褒められると逆に裏があるんじゃないかと思ってしまう
でも、人の中でパニックになったり不安になったりするのが嫌で、結局みんなと一緒にいることができなくて、1人で家にいるようになってしまうの。
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棒や石で怪我すれば骨折するかもしれないけど、言葉だって自分を傷つける。褒め言葉なんて不愉快なだけ。何か裏があると勘ぐってしまう。自分は社会不安を抱えているから、心身ともにボロボロ状態。だから構わないで。12.外出する時間が怖い
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ちくしょう。くだらないことをするために外出しなきゃならない時間まで、あと2時間しかない。written by Scarlet / edited by parumo
追記(2021/09/09)本文を一部訂正して再送します。
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