日常をもっと生きやすく。人間関係、感情の制御など、毎日が楽になる12の心理テクニック【ライフハック】
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 限りある人生、できれば心穏やかに過ごしたいものだ。だが思うようにならないことは多い。
ではどうすればいいか?

 人の心は複雑で、何百年もの間研究されているにもかかわらず依然として謎めいているが、日常生活に適用できる簡単なテクニックがあるという。

 海外掲示板のスレッド Redditで、「なるほど!と思わず感心した心理的テクニックは何?」には、多くの有用な回答が寄せられている。

1.あれこれ考えすぎてしまうときは目を動かさない
物事についてあれこれ考え過ぎてしまう時には、どこか一定の場所を目を動かさずに見つめること。様々なことを思い出す時には、人は目をあちこちへ動かしてしまうものだから、一点を見つめると考え過ぎるのが困難になる。
2.カウントダウンで先延ばしを防ぐ
私は多くの物事を先延ばしにする傾向がある。

そこで、自分自身にこのルールを与えた。それは、心の中で数をカウントダウンして、ゼロに達した時に行動しなければならないというものだ。

例えば、シャワーを浴びている時。落ち込んだ気分でシャワーの湯をいつまでも自分にかけ続けている。先のことを考えるのが嫌でシャワーを浴び続けているけど、それは単に水を無駄にしているだけ。

だから30からカウントダウンを開始する。29、28、27…3、2、1。
そして「ゼロ」になった時、何も考えずシャワーを止める。 私は、多くのことにこの方法を実践している。


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3. 人は自分を正当化する時に口数が多くなる
私は保険審査の仕事を行っている。顧客がなぜ電柱にぶつかったのかを知る必要はない。必要なのは被害状況だけだ。

しかし、自分を正当化しようとする人は太陽がまぶしかったとか、今までこんな事故を起こしたことがないとか、バックカメラやセンサーをつけていたが役に立たなかったとかやたら言い訳をしてくる。
4. 思考の最小化
物事について最小化してみること。何か大事な用事があっても、その対応が面倒くさいと感じる時、立ち上がってそれをするのも億劫になることだろう。

そんな時には、その物事がたいして重要ではないと考えて最小限に抑えようとすべきだ。

例えば、ガーデニング全般をしようとする代わりに、ただ道具を取り出して、できる範囲でやろうと思うこと。最小化して考えることで、大抵の大きな雑用は90%の確率でそれほど悪くはないように見え、結局それを行うことが可能になるから。


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5. 怒りの感情は二次的なもの、黄色信号で一旦止まろう
セラピストに、「怒り」は二次的な感情であり、信号機のようなものと言われた。
怒りが赤になる前に黄色で停止する必要があると。

無視されたり、行き詰ったり、話を聞いてもらえなかったり、不安を感じたりすると、最初に頭に浮かぶ感情は何だろうか。焦りや失望が先で、自分は「怒り」は最後に来ると感じたんだ。

自分は穏やかな性格で、怒ることはめったにない。だけどこのアドバイスは、自分の弱点や不安を特定するのに役立った。これは、怒りだけでなく、あらゆる感情に適用できると思う。
6. 笑顔で挨拶
出会った人に笑顔で挨拶してみよう。幸せそうに見えるように笑顔を向けていると、相手はあなたに会うのが楽しくなる。

最初、効果のほどはわからなかったけど、確かにこの心理トリックは自分の人生を変えた。


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7. ちょっとした一言が問題を避ける
ウェイトレスとして働いてる。顧客が注文を待たされている時イライラし始めた気付いた時には、客が何か口にする前に「長い間お待たせしてしまって申し訳ありません。辛抱強く待ってくださって本当にありがとうございます!」って言うと、ほとんどの客は不意を突かれて、イライラをおさめて「あぁ、別にいいよ」って言ってくるの。


そうすると、客自身、「自分は辛抱強い」と自己評価を上げることができるわけだし、気分も良くなるし、ゴタゴタも起こらない。


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8. 移動することで冷静になれる
小学校教師としてのテクニックの1つだが、問題を起こした生徒に対し1.5メートルほど離れた別の場所に移動するように頼む。そこで話すと、たいてい彼らは自分の話を聞いてくれ、指示に従ってくれる。移動することで感情がクールダウンするのだ
9.買う人の心理
父は、ガレージセールで5ドルと値段をつけて、それを売ろうとしていた。だけど、1日中売れなかった。

そこで彼は同じ物に20ドルと書き、それらを取り消して10ドルと価格を下げたようにし、更に5ドルと値段を書き直したら、なんと30分足らずで売れた。


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10. 幼児の扱いに手を焼いたら同じことをする
幼児があなたの注意を引こうとしてくるのなら、彼らに同じことをしてみてください。

ある日、私の甥が愚図って床の上で手足をバタバタさせて叫んだり床を蹴ったりしていた時、私も同じことをしたら、甥っ子はそんな私を見てショックを受け、混乱したのか、起き上がって立ち去りました。
11.落ち着いて結果を促してあげる
私はとても厳格なロンドンの学校で10代の子供たちを教えていたのだが、その時の同僚が「子供が感情的に怒っている時に落ち着かせるための素晴らしいトリック」を教えてくれたんだ。

それは、相手の目を落ち着いて見て、「君はじゃあどうしたいの」と言ってみること。

ほとんどの場合、彼らは感情にとらわれているので、その結果については考えていないんだ。だから彼らに結果について考えるように勧めると、ほとんどの生徒はすぐに落ち着きを取り戻すだろう。
12.行く手を誰にも邪魔されない方法
意図的にどこかに行く目的を示すように頭と目を前に向けて歩くことで、周りの人々はあなたの邪魔にならないように移動するよ。

私は、14歳の時に混雑したショッピングモールで初めてにこれを試してみたけど、感動した。14の自分がなんだかすごくパワフルに感じたな。
written by Scarlet / edited by parumo

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