
処理班は丁寧に爆弾を持ち運び解析を行った。その結果、この弾丸は第一次世界大戦時代のものであることが判明。
さらにのX線写真で調べたところ、なんと中には弾薬のかわりに、1800年代から1900年代初頭の紙幣や硬貨がたっぷり入っていたという。
民家で爆弾発見騒ぎ 10月23日、ある民家で家の掃除を行っていたところ爆弾が出てきたという通報を受けたミシガン州警察は、急いで爆発物処理班を派遣した。
確かにそれは爆弾である。処理班は慎重に爆弾を家から取り除き持ち帰った。
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爆弾の中には当時の紙幣や硬貨がザクザク 古い爆弾でも突然爆発する危険がある。
爆発物処理班が良く調べてみると、第一次世界大戦時代の爆弾であることが判明。X線で内部の撮影を行ったところ、爆薬は入っておらず爆発の危険はなさそうだ。
だがその代わり、1900年代初頭の紙幣やコインがたっぷりと隠されていることが判明したのだ。 第一次世界大戦は1914~1918年なのでその当時のものや、それ以前にコレクションしていた古いお金だったのだろう。
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最終的に爆弾の外部は当局が管理することとなり、中に詰まっていた紙幣や硬貨などは家主に引き渡されたそうだ。
隠した人は、まさか爆弾に近づこうとする人はいないから最適な隠し場所だと思ったのかもしれない。事実発見されたのは最近だ。Upon further examination, it was discovered this was a WW1 round containing a hidden treasure of coins and bills ranging from the 1800’s and early 1900’s. The non-live round was turned over to the bomb squad and treasure left with family. pic.twitter.com/pP4BbPG0Jc
— MSP First District (@MSPFirstDist) October 25, 2021
今住んでいる家族の先祖なのかどうかはわからないが、家族は中身が爆薬でなくお宝で、度肝を抜く恐怖から喜びへと一転しただろう。
とは言え、現在の物価にすると金額的にはたいしたことはなさそうだ。だがアンティークの紙幣や硬貨のコレクターがいるから、そっち方面であるいは高値がつくかも?
written by / parumo
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