およそ0.14平方キロメートルしかないBavljenac(バヴリェナツ)島は、航空写真をきっかけにネットで話題に。今や「指紋島」の通称で注目されている。
小さな島にびっしりとほどこされた奇妙な模様。その正体は?巨人の証か要塞か、世界遺産入りもささやかれるミステリアスな指紋島に迫ってみよう。
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Why Do Scientists Think "Fingerprint Island" Used To Be A Vineyard? こんなところに巨大な指紋?クロアチアで話題の「指紋島」 BavljenacまたはBaljenac(バヴリェナツまたはバルジェナツ)と呼ばれる「Fingerprint Island(指紋島)」は、クロアチアの都市、シベニクに属する島々の一つだ。
船で上陸する人々は、島中に張り巡らされた石垣に目を留めるだろう。
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総長23キロメートルにも及ぶ石垣は、大量の石の積み重ねでできている。上空からなら古代の迷宮に見えるかもしれないが実際は腰の高さほどしかない。
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ここを訪問したサイエンスチャンネルの専門家ロスは当初、この島がハンセン病患者の隔離に使われた可能性も考えていた。しかし現地に来てその説はないと判断したようだ。実は隣島の農業用地だった。石垣は強風対策か
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実はこの島は隣のカプリエ島の農業用地だった。
島には作物に欠かせない水源もあり、当時は重宝したらしい
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ブドウの枯れ木も残っていた。ここはブドウ園だったのだろう
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指紋にみえる島はここだけ。石垣の密集ぶりが極端すぎた このような石垣はイギリスやアイルランドなど、ヨーロッパ地域では珍しくない。が、人の指紋そっくりに見える場所はここのみ。
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この無人島の面積はわずか0.14平方キロメートルしかない。にもかかわらず、石垣がびっしり張り巡らされている風景はかなり異質だ。
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カプリエ島や付近の別の無人島にも同様の石垣が見られるが、バヴリェナツ島に占める石垣の面積はけた外れで、その密集ぶりが目を引くのだ。石垣は19世紀より古い可能性。世界遺産入りで破壊の懸念も 石垣の大半は19世紀のものと考えられている。
しかし16世紀と17世紀のオスマン帝国による征服の間、この島とカプリエ島はキリスト教徒の避難所に使われた過去があるため、一部はより古い可能性もある。
ネットで航空写真が話題入りしてからというもの「指紋島」の知名度はかなり上がり、観光客まで増えている。
なんか微生物っぽくみえてくるのは私だけ?
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地元の人は彼らを歓迎しているが、急に押し寄せた観光客が好き勝手に石垣に触れて壊してしまうのでは、と心配する声もあるそうだ。
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クロアチア政府はこの島の世界遺産入りをユネスコに求めている。それが認められれば島の人気が上がるだけでなく保護も強化できるからだ。
参考:指紋島の上空映像
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Let iznad Baljenca
今はコロナで観光客も少なそうだけど、マナーを守らない人が増えたら石垣もなんだかんだで崩されちゃうんだろうか。人気と保護のバランスも難しいかもだができることならこの独特な風景をそのまま保存してほしいものだ。
References: odditycentral / youtubeなど /written by D/ edited by parumo
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