更なるクリーチャー感。子供の落書きを父親がリアルに再現するプロジェクト
 小さな子供の描いた絵は有り余る想像力で補完されるため、生物学的構造とは大きくかけ離れていることもあるが、それはそれで味がある。

 トム・カーティスさんの息子、ドムくんとアルくんは動物の絵を描くのが大好きな子で、トムさんはそれらの絵をフォトショを使って、原作に忠実ながら立体的なクリーチャーへと昇華させるプロジェクトを6年に渡って続けている。


 最近ではトムさんの元に送られてきた他の子供の絵も3D化させているようで、画像編集技術がさらに向上した結果、突き抜けた存在感が癖になり、次の作品が楽しみになってきている自分がいる。

1.トムさんに送られてきた子供の絵。オリジナルの絵はキリンだそうだが、トムさんはアルパカに見えたのでこの仕上がりに。[画像を見る] 2.こちらはカリフォルニア州オークランドの小学校の美術教師がDMで送ってきたという、3年生のアドニスくんの魚の絵。トムさんはコンビクトシクリッドという魚では?と推測しこの絵を作った。

魚の場合、子供の絵から種を特定するのが難しそうだが、長年の作業によって培われたトムさんの生物学的知識が役に立っているのだろう。[画像を見る] 3.これは私にもわかる!カモメでしょ?[画像を見る] 4.こちらは息子のドムくんが6年前に描いた絵。コアラに見えるかもしれないが、リスなんだそうだ。[画像を見る] 5.ちょっと腕が分離しちゃった感のあるオラウータン[画像を見る] 6.こちらはドムくんとアルくんが描いた絵[画像を見る] 7.原作の絵はヒヨコって言われなきゃわからないやつだが、しっかりヒヨコっぽくなっている。脚がかなり長いけども。[画像を見る] 8.こちらはローマンという男の子が6歳の時に描いたサイの絵だ。[画像を見る]  トム・カーティスさんの子供の絵を具現化した作品は、Instagramのアカウント『thingsihavedraw』で見ることができる。
一筆書きのような単純な絵でも素晴らしい立体作品に仕上げてくれるトムさん。[画像を見る]  インスタにDMで絵を送れば作品を作ってくれることもあるので、お子さんをお持ちの親御さんの場合には依頼してみるのもアリかもしれない。

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