だからこんなことも起こりうる。アメリカのコロラド州で、リサイクルショップに椅子を寄付した人物は、椅子の底の隙間に猫が入り込んでいることに全く気が付かなかった。
家に帰ると猫がいない!慌てふためいて探していたのだが、猫に気が付いたショップの店員が動物保護局に連絡をし、マイクロチップが埋め込まれていたことから、無事自宅へ帰ることができたそうだ。
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Employees find cat in donated recliner chairリサイクルショップに猫が寄付された!? 去年12月31日、コロラド州デンバーにあるリサイクルショップ「Arc Thrift Store」にリクライニングチェアが寄付された。
しかし、それはただの椅子ではなかった。猫付き椅子だったのだ。
リクライニングチェアの底にある隙間に、猫が入り込んでいて身動きできない状態でいることに気付いた店のスタッフは、すぐに地元の動物管理局「Denver Animal Protection」に連絡した。引っ越し作業のドタバタ中に猫が椅子に潜り込む この日一家は引っ越し作業であわただしい時間を過ごしていた。
運び出す荷物と処分する荷物を整理している途中で、モンテクラはリクライニングチェアの底に入り込んでしまったようだ。
猫はおとなしく椅子の中にたたずんでいたため、そのままリサイクルショップへ椅子などの不用品を運び、ほっとしたのもつかの間、愛猫がいない!
慌てふためいた飼い主は、引っ越しどころじゃなくなり、行方不明の猫の捜索を開始した。
マイクロチップで身元が判明。無事飼い主の元へ 連絡を受けた動物管理官は店に行き猫を保護した。とても人懐っこい猫だったようで、おいでおいでと呼ぶと、すぐに出てきたという。Cat Accidentally ‘Donated’ To Arc Thrift Store In Denver Reunited With Owners https://t.co/ssg0eFuI0L pic.twitter.com/2wm33jxbHS
— CBSDenver (@CBSDenver) January 4, 2022
幸い猫にはマイクロチップを埋め込まれていたため身元が判明。猫の名はモンテクラという名であることがわかった。
管理官はチップに記載されている電話番号に連絡し、無事飼い主の元へ戻ることができたそうだ。
無事に愛猫と再会することができた一家は、安堵の声をあげた。しっかりと飼い主に抱きしめられたモンテクラも、きっとホッとしたことだろう。
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image credit:City of Denver
猫は狭い隙間に潜り込む習性がある。特に暖かいところには目がないため、冬のこの時期、車のボンネットに猫がいないかどうかを確認する「猫バンバン」が推奨されている。
ということで、引っ越しの最中にある飼い主の場合には、荷物の中に猫が紛れ込んでいないかの注意も必要になってくるね。
written by Scarlet / edited by parumo
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