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人間よりも敏感で、音やにおいでびっくりしたりおびえたりして逃走したペットを見つけるのはとても難しい。
飼い主としては一生涯起きてほしくない事態だが、アメリカで火事の最中に逃げた犬が4か月後に無事に見つかる奇跡のような出来事があった。
非常時により動物救助団体もあきらめていた今回の失踪。ところがどっこい飼い犬ラスは生きていた。真夏に姿を消したラスが次に発見された場所。そこは深い雪の中だった。
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Dog lost in Caldor Fire rescued in snowy South Lake Tahoe火事の最中に犬が逃走!連絡を受けた救助スタッフは… 長い間行方不明だったにもかかわらず無事に飼い主と再会できた幸運な犬。その発端はカリフォルニア州で発生した火事だったという。
昨年8月、カリフォルニア州エルドラド郡サウス・レイク・タホを拠点とする非営利の動物救助団体、TLC4 Furry Friends&Tahoe PAWS Animal Response Teamに「ラスというピットブルテリアミックスが車から逃げた」との連絡が入った。
この時点でスタッフは厳しい結果を予想したかもしれない。なぜなら当時その付近では後に「カルドール火災」と呼ばれる山火事が発生していたからだ。
2021年8月から10月まで2か月以上も続いたこの火事は、タホ近隣の町カルドールからシエラネバダ山脈全体に拡大して近隣住民22,000人が避難。幸いにして死者はゼロだったが、およそ800棟もの建物が損壊。類焼面積は897平方キロメートルにおよんだ。
驚いた飼い主はすぐに付近を探した。だが火事に興奮したのかおびえていたのかラスはどうしても見つからなかった。
救助スタッフもやむなく捜索を断念。つらいことだが火事の最中の失踪なだけに、関わった全員が再会の望みはないとあきらめるほかなかった。偶然にも雪から救い出されたラス。飼い主も大歓喜! ところがどっこい。望みはまだあった。失踪から4か月が経った12月16日、あるスキーヤーが同団体に「近くの山で犬が雪の中でもがいていた」と通報してきた。
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場所はツインピークスと呼ばれる山付近。
さっそく準備し駆けつけたスタッフは、雪で身動きできなくなっている黒いオス犬を発見。すぐに救出するとそりに乗せ、山から降ろし獣医に診せた。
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そして幸いにも健康だった犬のマイクロチップを調べたところ、失踪中のラスだとわかったのだ。
「連絡を受けたときの飼い主さんは、ラスが生きてると知ってものすごく喜んでました」めでたく再会ハッピーエンド。スタッフもほっこり その後のラスは12月26日、クリスマスの翌日に待ちかねていた飼い主とめでたく再会。
猛吹雪の影響で予定より10日ほど遅れたが、それまで毎日スタッフに遊んでもらっていたラスは寂しい思いをせずに済んだようだ。
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幸運な場面に立ち会ったスタッフは「こういうハッピーエンドはいつでも大歓迎。祝日の前後は特にね」とコメント。
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しばらく離ればなれになったけど、たくさんの人のおかげでまた一緒になれたラスと飼い主さん。現地のキャスターも思わずにっこりする今回の話題はネットを通じて多くの人に広まっている。
References:upi / facebookなど /written by D/ edited by parumo
『画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。
人間よりも敏感で、音やにおいでびっくりしたりおびえたりして逃走したペットを見つけるのはとても難しい。
飼い主としては一生涯起きてほしくない事態だが、アメリカで火事の最中に逃げた犬が4か月後に無事に見つかる奇跡のような出来事があった。
非常時により動物救助団体もあきらめていた今回の失踪。ところがどっこい飼い犬ラスは生きていた。真夏に姿を消したラスが次に発見された場所。そこは深い雪の中だった。
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Dog lost in Caldor Fire rescued in snowy South Lake Tahoe火事の最中に犬が逃走!連絡を受けた救助スタッフは… 長い間行方不明だったにもかかわらず無事に飼い主と再会できた幸運な犬。その発端はカリフォルニア州で発生した火事だったという。
昨年8月、カリフォルニア州エルドラド郡サウス・レイク・タホを拠点とする非営利の動物救助団体、TLC4 Furry Friends&Tahoe PAWS Animal Response Teamに「ラスというピットブルテリアミックスが車から逃げた」との連絡が入った。
この時点でスタッフは厳しい結果を予想したかもしれない。なぜなら当時その付近では後に「カルドール火災」と呼ばれる山火事が発生していたからだ。
2021年8月から10月まで2か月以上も続いたこの火事は、タホ近隣の町カルドールからシエラネバダ山脈全体に拡大して近隣住民22,000人が避難。幸いにして死者はゼロだったが、およそ800棟もの建物が損壊。類焼面積は897平方キロメートルにおよんだ。
避難の途中で逃げたラス。どうしても見つからず捜索断念 助けを求めた飼い主は、たまたま仕事でタホを訪れていた。そこで火災が起き避難を始めた矢先、連れていた愛犬ラスが逃げてしまったのだ。
驚いた飼い主はすぐに付近を探した。だが火事に興奮したのかおびえていたのかラスはどうしても見つからなかった。
救助スタッフもやむなく捜索を断念。つらいことだが火事の最中の失踪なだけに、関わった全員が再会の望みはないとあきらめるほかなかった。偶然にも雪から救い出されたラス。飼い主も大歓喜! ところがどっこい。望みはまだあった。失踪から4か月が経った12月16日、あるスキーヤーが同団体に「近くの山で犬が雪の中でもがいていた」と通報してきた。
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場所はツインピークスと呼ばれる山付近。
同スキーヤーによるとその犬は、地形も急で通りすがりでは助けられないほど深い雪に埋まっているという。
さっそく準備し駆けつけたスタッフは、雪で身動きできなくなっている黒いオス犬を発見。すぐに救出するとそりに乗せ、山から降ろし獣医に診せた。
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そして幸いにも健康だった犬のマイクロチップを調べたところ、失踪中のラスだとわかったのだ。
「連絡を受けたときの飼い主さんは、ラスが生きてると知ってものすごく喜んでました」めでたく再会ハッピーエンド。スタッフもほっこり その後のラスは12月26日、クリスマスの翌日に待ちかねていた飼い主とめでたく再会。
猛吹雪の影響で予定より10日ほど遅れたが、それまで毎日スタッフに遊んでもらっていたラスは寂しい思いをせずに済んだようだ。
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幸運な場面に立ち会ったスタッフは「こういうハッピーエンドはいつでも大歓迎。祝日の前後は特にね」とコメント。
[動画を見る]
しばらく離ればなれになったけど、たくさんの人のおかげでまた一緒になれたラスと飼い主さん。現地のキャスターも思わずにっこりする今回の話題はネットを通じて多くの人に広まっている。
References:upi / facebookなど /written by D/ edited by parumo
『画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。
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