
お気に入りのおもちゃがフェンスの向こう側へと転がってしまった。地面に横たわり、柵の下に入り込んでなんとか取り戻そうとする犬のサッチ。
だがそんな苦労をしなくても、簡単に取り出せる方法があるのだ。ちょっと立ち上がり、横を見れば、フェンスの入り口はがっつり開いている。
飼い主は口に出して教えてあげているのだが、おもちゃを取り戻すことに夢中のサッチは聞く耳を持たない。これしか取り返す道はないとばかりに悪戦苦闘するのだ。
フェンスの向こう側のおもちゃを取り戻したい犬
アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルスでのできごと。犬のサッチはお気に入りの青いおもちゃをフェンスの向こう側に転がしてしまった。
「なんとか取り戻さなくては!」人間もあせっていると他のことに目がいかないように、犬のサッチもそうだった。
フェンスの下に顔を突っ込み手を伸ばし、必死におもちゃを取り戻そうとする。
だが悲しいことになかなかおもちゃを引き戻すことができず、絶望の表情を見せるサッチ。
その様子を心配そうに後ろで見守っているサッチの妹犬。
飼い主は何度も、フェンスの扉が開いていることを伝えるが、必死になっているサッチにその言葉は届かない。
脇ががら空き、とはまさにこのこと。
結局サッチは諦めない心で奮闘を続け、扉をつかわず、この方法でおもちゃを取り戻すことに成功したようだ。
あえて困難な方法を選んで取り戻した方が充実感があったのかな?自分で考えたやり方を貫きたかったのかな?
犬に限らず人間にも起こりうることだよね。頑固な人はそれを指摘されても無視して、自分の選んだ道を行くことあるよね。
この行動を例えるとしたら「木を見て森を見ず」あたりかな?「志村、後ろ!」あたりかな?
まあでも、無事におもちゃを取り戻すことができてよかったよかった。