ふわふわじゃないか!生まれたばかりのヤマアラシの赤ちゃん
 ヤマアラシと言えばトゲトゲの針毛が特徴だけど、もふもふ、ふわふわじゃないか!アメリカのスミソニアン国立動物園で誕生したオマキヤマアラシの赤ちゃんの映像が公開された。

 赤ちゃんは、針毛が柔らかい状態で生まれてくる。
だが徐々に毛は硬くなり、しっかりしたトゲになるそうだ。

 このふわふわが、かっちかちになるなんてびっくりだよね。

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Meet Our Prehensile-Tailed Porcupette!生まれたばかりはふわふわ、ヤマアラシの赤ちゃん 1月4日、アメリカ、ワシントンDCにあるスミソニアン国立動物園で、オマキヤマアラシの赤ちゃんが誕生した。

 同動物園で飼育されている、ベアトリクスとクィルバーの間に生まれた子だ。

 その愛くるしい姿が公開されたが、ヤマアラシの特徴であるトゲトゲの毛ではなく、ふわふわの毛でおおわれている。

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 最初からトゲトゲだったら、出産する時にお母さんの体を傷つけてしまう。なので、お腹にいるときから産み落とされるまでは柔らかい毛なのだそうだ。

 生まれて数分で徐々に硬くなっていくそうで、もうしばらくすれば立派な針毛になっていく。

 オマキヤマアラシは、中央・南アメリカの森林地帯に生息する、木の上で生活する「新世界ヤマアラシ」の一種だ。その名の通り、尻尾がくるんと巻いているのが特徴だ。

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 オマキヤマアラシは、生後6カ月まで性別が判別しにくいため、オスかメスかはわからないそうだ。名前もまだ決まっていない。


 赤ちゃんは、お母さんが甲斐甲斐しく面倒をみているようで、すくすく成長しているという。もう少し立てば立派な針毛をお披露してくれることになるだろう。

 オマキヤマアラシは成長すると、腹部と尻尾以外は針毛で覆われる。以下の動画はシンシナティ動植物園にいる、大人のオマキヤマアラシ、リコさんの姿だ。

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Rico the Brazilian Porcupine - Cincinnati Zoo
written by / parumo

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