2つ重ねるとコンパスに!イギリス空軍の秘密のボタン(第二次世界大戦時)
 第二次世界大戦時に着用されていた、イギリス空軍(王立空軍)兵士の軍服には知恵と工夫がこらされていた。

 軍服のボタンを2つ重ねるとコンパス代わりに使用できるのだ。敵の襲撃され、どこにいるのかわからなくなってしまっても、これで方角を知ることができる。

イギリス空軍の軍服に隠された秘密のボタン ジャーナリストで、twitterユーザーのサティヤ・プラカシュ・バルティさん(@Satyalivelko)の妻の祖父は第二次世界大戦時、イギリス空軍(英国王軍:RAF)の兵士だったそうだ。

 当時、イギリス空軍が着用していた軍服のボタンは、2つ組み合わせるとコンパス(方位磁針)になるという。バルティさんは義理の祖父のボタンを実際に組み合わせて作動させた動画をTwitterに公開した。  もし敵からの襲撃を受け、方向が分からなくなってしまった場合にもボタンを組み合わせることで東西南北の位置を知ることができる。実際にバルティさんの義理の祖父もそうして使っていたそうだ。第二次世界大戦中に使用されていた 1940年代、イギリス空軍は放射線ルミネッセンス(radioluminescent)を利用したコンパスになるボタンを利用していた。

 それは、軍服のズボンの前開きのところについており、2つの別々のボタンを組み合わせることで作動する。 下側のボタンには真ん中に小さな針があり、上に突き出ている。

 針のついたボタンの上にボタンを重ねてバランスを取る。上のボタンは地球の磁場で回転し、2つのドット(右上の写真で右上隅)が北を示すようになり、1つのドットは南を指す。

 今からおよそ80年前のコンパスが正常に作動するのもすごいし、軍服に工夫が凝らされているのもすごい。このちょっとしたトリビアは話題となり、107万回以上再生された。

written by / parumo

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