世界で最も遅いけど、最も心温まる犬の散歩風景。おじいさんを見守るように歩く
　年老いた飼い主のゆっくりとした歩調に合わせて、散歩をする犬の姿は私も実際に見たことがある。

　もはや犬のための散歩というよりは、飼い主のための歩行訓練のようにも見え、忍耐強く、遅い足取りに合わせ、見守るように歩く犬の姿は感動を誘う。


　犬の飼い主を思いやる行動は、介助犬の訓練をしていなくても、自然に身に着いたものだというのも、心を潤わせてくれる。

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Dog Follows Pace Of Old Manおじいさんのペースに合わせてゆっくり散歩　杖をついたおじいさんと散歩をしているのはおそらくダックスフント。とてもゆっくりで、1歩進んでもう1歩前に出るのにも時間がかかる。

　だが犬は、決して駆けだそうとせず、せかそうともせず、その歩調に合わせてゆっくりと動いて止まる。そしてまた動く。

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　止まっている時間の方が長いくらいだが、それでもおじいさんのそばを離れることはない。おじいさんの安全を確認しているようにも見える。

　犬の散歩というよりは、おじいさんの歩行訓練のようにも見えるが、犬にとっては飼い主の幸せが一番なのだろう。おじいさんと一緒にいられる時間すべてが宝物なのかもしれない。

written by / parumo

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