
世界最大級の無脊椎動物で、深海に住んでいる巨大イカに何が起きているのだろう?発見されていないだけでもっと打ち上げられている可能性もある。
南アフリカの海岸にダイオウイカ 先月30日、ダイオウイカが打ち上げられていたのは、南アフリカ、ケープタウン郊外のコメットジーという町の海岸だ。
全長は約2.1メートルくらいで、非常に珍しい巨大イカに多くの住民が集まった。その1人であるアリ・ポーラスさん(44)は、ダイオウイカの写真をInstagramに投稿した。[画像を見る] ダイオウイカは既に死んでおり、触腕に傷があった。ポーラスさんはボートのスクリューによってつけられたのではないかと推測している。
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ダイオウイカは世界最大級の無脊椎動物で、1966年に大西洋バハマ沖で捕獲された14.3メートルの個体の記録が残されている。
深海500~900メートルに生息してると言われており、世界各地で漂着例があることから、地球上に広く分布すると考えられている。
とは言えしょっちゅう打ち上げられるわけではなく、ニュースになるくらいには稀な現象だ。生きた個体に遭遇するのは更に稀だ。
日本で4月に打ち上げられた全長3メートルほどのダイオウイカは発見当初生きており、地元の水族館に運ばれたが、残念ながら衰弱していて死んでしまったという。
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もしかしたらまたすぐに、世界のどこかでダイオウイカが打ち上げられるというニュースが報じられるかもしれない。ではその時までアディオス!
References:Rare, 7-foot giant squid washes up on beach: 'Incredible, sad' / written by / parumo
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