ギャングが偽の警察署を建てちゃった。8か月間気付かれず
 インドでは、警察や兵士になりすます詐欺事件はよくあることだが、偽の警察署をまるごと設置するという大胆な犯罪が行われていたようだ。

 ビハール州バンカ地区のギャングたちは、地元警察署長の自宅近くの場所に偽の警察署を作り、警官に扮して何百人もの人々から金銭を強要したという。


 しかも8カ月間ばれずに運営していたというのだから驚きだ。

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Bihar Gang Operates Fake Police Station From 8 Months, Cops Busted | V6 Newsインドのギャングが偽の警察署 警察署といっても小さな交番のようなものだが、それでも地元の警察署長の自宅からわずか500mの場所で、8か月も運営し続けたという。

 ギャングたちは、階級章が付いた制服を着て銃を携帯しており、苦情や相談を持ち込む地元住民に対し問題を解決するからといって金銭を要求。

 更には公営住宅へ優先的に入居させるとか、警察官として優遇採用するなどと言ってを騙し、その見返りとしてお金を受け取っていた。

 さらには、農村地方出身者を1日約500ルピー(約850円)で雇い、偽警官として働かせていたという。

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8か月後にようやく発覚 偽の警察署が設置されてから8か月後、ようやく本物の警官が気が付いた。偽警官の持っている銃が官給品ではなく地元の工場で作られたものであるということを。

 こうしてギャングたちによる大規模な詐欺事件が発覚したわけだが、主犯格であるボーラ・ヤーダヴはいまだ逃亡中だそうだ。

 インドでは本物の警官ですら賄賂が当たり前のように行われている。2017年、「トランスペアレンシー・インターナショナル(TI)」がアジア・太平洋16か国、2万2000人を対象に行った調査にによると、贈収賄発生率が最も高かったのはインドだったそうだ。

 インドでは公共サービス利用者の10人に7人に贈賄の経験があったという。普通なら考えられない詐欺事件だが、インドならではといったところだろう。


References:Bihar gang ran fake thana just 500m from local top cop’s house | India News - Times of India / written by parumo

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