
パッと見はそびえたつ高層ビルのよう。いきなり道路がバグったっぽいビジュアルで、初見ドライバーをひるませると噂の江島大橋、通称「ベタ踏み坂」だが、海外では常に話題となっている。
全長約1,446m、高さ約45mの頂上めがけて最大6.1%の急勾配が続くこの橋を、あるアメリカ人が自転車で走破しよう試みた。
見かけほどではないのだが、確かにこの橋はきついのは確かだ。果たしてどうなることやら?
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日本最恐 江島大橋 Japan's Most Terrifying Bridge: Eshima Ohashi ★ ONLY in JAPAN通称「ベタ踏み坂」にトライ。外国人が江島大橋を自転車で通行 このたび島根県と鳥取県を結ぶ江島大橋、車のCMで「ベタ踏み坂」と呼ばれた橋に自転車で挑んだのはアメリカ人ユーチューバーのジョン・ドーブさん。
なお気になる勾配率は鳥取側で5.1%、島根側で6.1%。橋の高さは約45mで長さは約1,446mだ。
この橋は、PC(プレストレストコンクリート)ラーメン橋と呼ばれる造りで、この構造を有する橋としては日本最長を誇る。ちなみに通行料は無料、制限速度は40kmだそう。片道5分で頂上へ。足の感覚がマヒするほどキツい! じゃさっそく鳥取県側からチャリでスタート!
車との距離は20cmほど。すぐ脇を走る車におびえながらの冷や汗ものの道行である。それでもせっせとこぎ続け、やっとのことで頂上へ!
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勾配5.1%の上りはおよそ5分でクリア。
意外に楽勝な気もするが、のっけから足の感覚が無くなるほどきつかったもよう。
これあれか?普段から鍛えてないとおすすめできないやつなんじゃ?
それでも見晴らし台からの景色は最高で、鳥取県の大山(だいせん)まで見通せる絶景だったそう。
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下りは暴走でつんのめりそう!最大の勾配6.1%を無事完走 しかし上ったからには下りねばならない。一息ついたら今度は下って島根に向かうことに。大型トラックや他の車を見送ってまた出発だ。
その先はまるでジェットコースター。下りは楽かと思いきや大間違い。ひとりでに加速する自転車のコントロールを必死で続けることに。
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気を抜くとつんのめって自転車もろとも道路に叩きつけられそう。
なんでこんなことを?と自問しながら暴走チャリの制御に集中。最大の勾配6.1%をうまくクリアできるのか?
眼下には海も見えるがよそ見をすれば命があやうい。
途中からは勝手に回るペダルに翻弄されパニックに陥るも、なんとか坂を完走できた!
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島根県の道路に降り立ち、とりあえず生きてることに感謝した。
ついでに坂を走って往復。心ゆくまでベタ踏み坂を堪能 せっかくだからとばかりに、その後ドーブさんは自らの足で走って橋を往復するなど急こう配を満喫。心ゆくまでベタ踏み坂を堪能したもよう。
走っても歩いてもよし!この橋はすばらしいです!みなさんもぜひお越しください!まあ見てるこっちもかなりハラハラしたけども。とにかく無事でなによりだ。
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見た目ほど急じゃないって話もあるけどやっぱりけっこうキツいのか?自転車走行はさておきリアルなベタ踏み坂を一度この目でみたくなる。
今は東京を拠点に全国を訪れ、多様なトピックを発信中のジョン・ドーブさん。彼のレポートに興味がある人は公式チャンネルWAO RYU!ONLY in JAPANをチェックだ。
written by D/ edited by parumo
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