漂流サバイバル。ボートが沈没し、冷凍庫の中で11日間生き延びた男性
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 ブラジルに住む男性が、海に釣りに出かけた数日後、木製のボートが浸水し沈没するという悲劇に見舞われた。

 ボートに積んであった冷凍庫の中に避難した男性は、11日間海を漂流し、通りかかった船に奇跡的に救助されたという。

 この男性は泳げなかったようで冷凍庫の中に入ったようだが、冷凍庫が沈まないこともびっくりだが、11日間も生き延びることができたというのもびっくりだ。

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Brazilian fisherman pulled from waters 11 days after his boat sankボートが沈没、冷凍庫に入って漂流 ブラジルのパラ州ベレンに住むロムアルド・マケード・ロドリゲスさん(44歳)は、7月下旬にアマパー州オイアポケから長さ7メートルの木製のボートで、フランス領ギアナ沖の島イレット・ラ・メールに釣りに向かっていた。

 その途中で船が浸水し、沈没する事態に見舞われた。

 泳げないロドリゲスさんは、船内に積んでいた冷凍庫の中に避難し、海の上を冷凍庫に入って11日間さまよった。

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 だが、奇跡が起こった。船が沈没した場所から450kmほど離れたところを漂流していたロドリゲスさんの近くを、偶然船が通りかかったのだ。奇跡的に命を救われ、冷凍庫に感謝 8月11日、ギアナと国境を接するスリナム共和国の沖合で、冷凍庫に入って漂流していたロドリゲスさんは、通りかかった船の乗員らに救助された。

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 応急処置を受けた後、船が岸に戻ると、ロドリゲスさんは入国書類を所持していなかった事から不法入国で地元警察に逮捕され、16日間スリナム共和国の首都パラマリボの刑務所に拘留された。

 尚現在は回復して帰国している。

 地元の警察によると、ロドリゲスさんは過度の暑さで日射病にかかっており、皮膚が焼けたような状態になっていたという。

 また、極度の脱水状態に陥り、やせ細って衰弱していた他、海の塩分と太陽の光のせいで視力に問題が生じてしまっていたが、気持ちは比較的落ち着いていたようだ。
今でも救助された瞬間のことを思い出すと、信じられません。騒音が聞こえて、すぐ近くに船があったんです。ぼやけた視界で腕をあげて必死で助けを求めました。本当に、助けられたのは奇跡です。

漂流していた時は、このままサメに襲われて死ぬのかなと思っていました。

体重が5kgも痩せてしまいましたが、船に冷凍庫を積んでいたことで、命をつなぐことができました。この冷凍庫は、私にとって神です。(ロドリゲスさん)


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 このように話したロドリゲスさんは、刑務所から釈放された後、飛行機で無事帰路についたということだ。

References:Brazilian fisherman survives 11 days in shark-infested waters inside a freezer/ written by Scarlet / edited by / parumo

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