アメリカには、木から降りられなくなった猫たちを助ける専門の非営利救助隊が存在するそうだ。ツリークライマーとしての訓練を受けた彼らは、猫を安全に木から救助することができる。
今回彼らが助けたのは、2週間ものあいだ、高い木の上で降りられなくなっていた猫である。
木から降りられなくなった猫を助ける専門レスキュー隊 アメリカの自然豊かな郊外では、猫を外に出して散歩させるご家庭も多い。そこで発生するのが「木から降りられなくなっちゃった」問題だ。
ワシントン州で2009年に設立された非営利団体「キャノピー キャット レスキュー( CANOPY CAT RESCUE )」は、木から降りられなくなった猫をの救助専門部隊だ。
特別な木登り訓練を受け、更に猫の救助法と、木を傷つけない技術を学んだ活動は、全て寄付によって賄われるため、無料で猫を救出してくれる。
そんな彼らが今回依頼されたのは、約2週間もの長い間、木の上で立ち往生していた猫の救出だ。
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2週間木の上で立ち往生していた猫 ワシントン州西部で暮らす家族は、飼い猫のクライドがいなくなったことに気が付き、必死の捜索を行った。
ビラを配り、ポスターを貼り、SNSで呼びかけるもなかなか見つからず2週間の月日が流れていった。
打ちひしがれていた家族だが、木の上の方で、かすかに猫の鳴き声を聞いたことで事態は進展する。その巨大なベイマツの高さ23メートルほどのところにクライドがいたのだ。
あまりにも高すぎる為、家族で救出することは無理だ。そこで家族はキャノピー キャット レスキューに連絡。駆けつけた救助隊のトム・オットーさんは、卓越した技術で木に登り、無事にクライドを助け出すことに成功した。
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クライドはとても人懐っこい猫で、オットーさんの姿を見ると、すりすりと顔を寄せてきたという。
クライドは2週間もの間、孤独に耐えながら誰かが助けに来てくれるのを待っていたのだ。その表情には安心した様子もうかがえる。
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自身も2匹の保護猫を飼っているといオットーさんは、愛するペットが困難な状態に陥ったときの家族の辛さを知っている。
家族とクライドの再会のシーンを嬉しそうに見つめていたという。
クライドはやせ細ってしまったが健康状態は良好で、その後ぐんぐんと体力を回復し、家族たちと幸せな時間を過ごしているという。
クライドはきっと、地上がいかに安全な場所かを確認したことだろう。これに懲りて、無謀な木登りチャレンジを繰り返さないでくれるといいのが、そうなったらまたオットーさんが助けに来てくれることだろう。
「キャノピー キャット レスキュー( CANOPY CAT RESCUE )」のFacebookには、ほぼ毎日、木の上の猫たちを救出する様子が紹介されている。
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written by parumo
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