身長226センチ。世界で最も背が高い10代の男性に認定された高校生はバスケットボール部所属
 背が高い両親のもとに生まれた少年は、やはり背が高かった。カナダ出身の16歳少年は、15歳になった時にギネス世界記録「世界で最も背が高い10代の男性」に認定された。

 身長226センチの少年は、現在バスケットボール部に属しており、高身長を活かしたスキル溢れるプレーを見せている。

世界記録認定された身長226センチの16歳 オリヴィエ・リウーさんは、203センチの父親ジャンさんと188センチの母親アンさんの間に生まれた。

 幼稚園児の時に既に157センチを超えていたというオリヴィエさんの身長は、以降もぐんぐん伸び続け、226センチになった。[画像を見る]  子供の頃から、人よりもかなり高身長であることを自覚していたオリヴィエさんは、時間をかけてギネス世界記録の本を見ては、最も背の高い人を調べ、全ての記録保持者と自分を比較していたという。

 2015年版と2016年版のギネス世界記録で、自分より背の高い人を見つけることができなかった時、オリヴィエさんはついに自分でタイトル獲得を決心し、ギネスに申請した。

 そして2021年、「世界で最も背が高い10代男性」として15歳でギネス世界記録に認定されることになり、「ようやく世界記録に認定されたと興奮と安堵を覚えた」そうだ。[画像を見る]  ギネス世界記録の記述によると、リウーさん一家は全員背が高いことから、オリヴィエさんが幼少期を過ごした家は、全員の身長に合わせてテーブルや天井は平均より高い位置に改装されたという。

 ただし、ドア枠だけはそのままで、オリヴィエさんは頭を低くして通らないとぶつけてしまうそうだ。[画像を見る] 高身長を活かしてバスケットボール選手として活躍 地元モントリオール時代からバスケットボールに目覚め、高身長を活かしてコートでそのスキルを発揮していたオリヴィエさんは、スペインのトーナメントでプレーをした12歳の時に、ソーシャルメディアで注目を集めた。[画像を見る]  最近、シカゴ・ブルズのラジオ実況を担当するチャック・スワースキーさんと一緒に撮った写真がソーシャルメディアでシェアされると、再び注目された。  スワースキーさんの身長は175センチで、平均的なアメリカ人男性の身長だ。だが、隣のオリヴィエさんは、スワースキーさんの横にそびえ立っているといった感じだ。

 現在、オリヴィエさんはアメリカ・フロリダ州にある全寮制のIMGアカデミーに入っており、将来のNBA参加を夢見て日々訓練に励んでいる。[画像を見る]  カナダのバスケットボールチームのコーチを務めるマイケル・ミークスさんは、昨年の夏のコートでのリウーさんの技能についてこのように称賛している。
オリヴィエを見ると、3~6か月ごとにより速く、より強く、よりバランスの取れた動きをしています。彼は、より機敏に良い試合をしていますよ。

また、どういうスキルや動きが試合を良くするかも理解しています。これは重要なことです。通常、背の高い選手は成長するのが少し遅いのですが、彼は実に適切な速度で動いています。
[画像を見る]  きっとオリヴィエさんに対する周りの期待は大きいだろう。だが、最も重要なのは、まだ16歳のオリヴィエさんがバスケットボールを楽みながらプレーしているということだ。故郷のコーチは、期待の星となるオリヴィエさんを今後も温かく見守っていくということだ。

written by Scarlet / edited by parumo

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