ブラジルは、優勝候補とも言われていただけに、SNS上ではブラジルファンから落胆の声が広がった。そんな中、敗北の要因は「猫の呪い」という噂が広がっていたのだ。
というのも、試合の数日前の会見で、机の上に上がってきた迷い猫を、ブラジルチームの広報担当者が手荒に床に放り投げていたのだ。
迷い猫が記者会見場に入り込む 世界中のメディアを前にして行われたブラジルチームの会見で、ハプニングが起こったのは、クロアチア戦前の12月7日のことだ。O momento exato em que um GATO invadiu a entrevista coletiva de Vini JR...
— Raisa Simplicio (@simpraisa) December 7, 2022
@GoalBR pic.twitter.com/s303p5QLTR
FW(フォワード)のヴィニシウス選手が会見に臨んでいた時、1匹の猫がどこからかやってきて、会見場の机の上に飛び乗り、座り込んでしまった。
中東には野良猫が多く、きっとこの猫も会場に迷い込んでしまったのだろう。
会場にいた世界各国の報道記者らからは、かわいいハプニングに笑いが起きた。ヴィニシウス選手もニコニコしながらその猫を見ていた。
だが隣に座っていたブラジルの広報担当者はそうじゃなかった。
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猫をさらりとひと撫でした後、そのまま首元と胴体を両手で掴んで、床にポイっと放り投げたのだ。
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机はそれほど高さがなかったため、猫はしっかりと脚をついて着地し、キョトンとした様子を見せていたが、広報担当者の動物に対する扱いを見た会場の人々からは、悲鳴やざわめきの声があがった。
横にいるヴィニシウス選手も、「え?今この人なにした?」的な表情で、取材陣と顔を合わせて、唖然とした様子を見せていた。
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しかし、広報担当者は非難の目を浴びても、「邪魔だからどかせただけですがなにか?」というような仕草と表情で、取材陣に応えていた。ブラジルが負けたのは猫の呪い? この会見の2日後、ブラジルはクロアチアにまさかのPK負けで敗退する。
ネット上だけでなく、アメリカのメディアさえもが「ブラジルが負けたのは、猫の呪い」と発言し、「猫は王様のように扱うべき」と指摘した。
なかには、同様のケースを撮影した動画が投稿され、「猫はこう扱うのが正解」とも。
実は、試合前にこの映像を見た人からは、既に「ブラジルはクロアチアには勝てないだろう」と予言する声もあったようだ。!!!Asi se debe tratar a los Gatitos!!! pic.twitter.com/JEEPkeDM3Q
— Pandi Monkada (@monkadah) December 7, 2022
果たしてその予言は本物となった。多くの人から広報担当者に対して「動物に敬意を払おう」「猫を粗末に扱わないで」との声が殺到した。
一方、床に降ろされた猫はというと、記者会見が終わった後に再び会見場の机の上に鎮座し、キュートな姿を見せていたという。
まあ勝負は何が起きるかわからないので、猫が原因であるとは限らないだろうし、広報担当者も猫をぞんざいに扱ったつもりはないと思うが、結果的に負けてしまったことが、更なる波紋を広げてしまったようだ。Back where he belongs pic.twitter.com/paHsp5zYou
— Brasil Football (@BrasilEdition) December 7, 2022
References:'Don't f*** with cats': World Cup fans think Brazil was cursed by tossed feline / written by Scarlet / edited by / parumo
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