まだ足りん!カラスをブラシで撫でるのをやめると、わかりやすく催促してくる
 動物たちはグルーミング(毛づくろい)されるのが好きだ。信頼しているあいてに撫でられれば気持ちよいのだ。

 それはカラスも同様で、人間の膝の上で心地よさそうにブラシで撫でられていた。もう十分だろうとブラシを置いたところ、まだ満足していなかったようだ。

 カラスは賢いので、とても分かりやすい方法で、もっと撫でるようにと催促したのだ。

撫でるのをやめると催促するカラス ペットのカラスなのだろうか?それとも野生のカラスと仲良しになったのだろうか?人間の膝の上にとまり、気持ちよさそうにブラッシングされているカラス。

 いつもそうされているのか、おかげで毛がつやつやだ。

[画像を見る]

 そろそろいいだろうと、人間がブラシを横にあるテーブルの上に置いたところ、カラス的にはまだ不十分だったようだ。

 もっと撫でられたいと思ったカラスは、テーブルの上にあるブラシをじっと見つめると、ひざから飛び立って、ブラシをくわえて膝の上に置いた。

[画像を見る]

 「まだ足りぬ、ほら、ブラシを持ってきたからもっと撫でろ」という非常にわかりやすいジェスチャーである。

[画像を見る]

 これは誰がどう見ても「おかわり」の催促だ。ブラシが体を気持ちよく撫でるための道具であることを理解しており、それを人間が操作していることもきちんとわかっているのだろう。

 こりゃカラスが満足するまで、撫で続けないわけにはいかないよな。  いいなー。私もカラスとこんな関係を築き上げたいものだ。日本じゃカラスは特別な許可がない限りは飼えないけども。

written by parumo

画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。
編集部おすすめ