
足場すらない命がけ。雲より高い鉄塔のてっぺんまでのぼるとか高所恐怖症じゃなくたってもれなく胃の腑がキュッとなる。
ワイルドすぎて手に汗握るこちらの動画は、アメリカで最も高い電波塔の1つ、高さ609メートルもある巨大アンテナのメンテ作業をとらえたもの。
頂上のライト交換のため、むき出しの塔のボルトに命綱をかけじりじりと。
目がくらむ高所をものともせず、慣れた様子でのぼりつめてくニック・ワグナーさんの仕事っぷりに脱帽だ。
[動画を見る]
Changing a Bulb Atop a 2000 Ft Tower Looks As Crazy As It Sounds ...
高さ609メートル!メンテナンスで超高層塔にのぼる作業員
映像はアメリカで高さ1999フィート(約609メートル)もある塔にのぼる作業員ニック・ワグナーさんがウエラブルカメラで記録したもの。
登っているのはサウスダコタ州にあるテレビ局KDLTの電波塔。今日はメンテナンス作業で頂上にあるライトを交換するそう。
動画はすでにかなりな高所から始まる
[画像を見る]
それでも最初のうちは足場があったが、まもなく鉄塔のボルトに命綱をかけのぼる。
それからしばらくはワグナーさんの呼吸と金具の固定音が淡々と続いていく。
もし金具がボルトから外れたら?とこっちはハラハラしっぱなし。だがのぼるにつれて視界も上昇。気づけば地平線も弧を描いている。
[画像を見る]
すると途中で構造のつなぎ目みたいな箇所に到着
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しかしゴールはまだ先だ。
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見てるだけでも手汗が噴き出すこの光景。どんだけ肝が据わってんだ?と絶句する。もう限界や!こんなん高すぎもうやめてぇ~!と叫びたくなった矢先…
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ついに頂上出現!目的のライトにやっとたどり着いた。ライトの上から見下ろす景色にあらためて愕然。
[画像を見る]
報告後にライトのカバーを開くワグナーさん。その間もちらちら見える雲の下界に汗が止まらない
[画像を見る]
そこで動画は途切れてるけど交換は無事に終わったようだね。
高所作業のプロフェショナル。2015年にもメンテを公開
ワグナーさんが勤務する National Tower Controls, LLC はアメリカの高所作業の専門企業。
つまり高所のプロフェショナルであるワグナーさんにとって、こうした仕事も特別なものではなく、年1に度の恒例作業のひとつに過ぎないそう。
ちなみにワグナーさんは2015年にも同様のメンテナンスを動画で公開している。彼がこの塔の担当かどうかは不明だが、淡々とこなす度胸のよさには唖然とするばかり。
[動画を見る]
KDLT-TV 1999ft tower being climbed
KDLTの電波塔はアメリカで最も高い電波塔の1つ
今回の塔は日本の東京スカイツリー(634m)よりちょっと低いが、アメリカで最も高い電波塔の1つだそう。
しかしこれだけの超高層だ。天候は選べても体調不良とかでうっかりバランスを失ったらと思うとぞっとする。万が一のパラシュートとか非常用装備とかあるんだろうか?
というか緊急時に駆けつけるのは航空隊?それとも登山隊?どっちが担当なのかそのへんもやや気になるけども。
昔ならともかく、現代も電球1つに命がけって現場があることにも震えるわ。
もう少し他にやりようがないものかね。これだけ高いと航空法の関係で灯りが必須なんだろうけどメンテ用の安全設備みたいなのはつけちゃいけないのかな。
素人目にはとんでもない現場に赴くワグナーさん。いくら慣れた仕事といえこっちはついつい心配になる。これからも何事もなく地上に帰ってこれますように。
References:upworthyなど /written by D/ edited by parumo
『画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。』
ワイルドすぎて手に汗握るこちらの動画は、アメリカで最も高い電波塔の1つ、高さ609メートルもある巨大アンテナのメンテ作業をとらえたもの。
頂上のライト交換のため、むき出しの塔のボルトに命綱をかけじりじりと。
目がくらむ高所をものともせず、慣れた様子でのぼりつめてくニック・ワグナーさんの仕事っぷりに脱帽だ。
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Changing a Bulb Atop a 2000 Ft Tower Looks As Crazy As It Sounds ...
高さ609メートル!メンテナンスで超高層塔にのぼる作業員
映像はアメリカで高さ1999フィート(約609メートル)もある塔にのぼる作業員ニック・ワグナーさんがウエラブルカメラで記録したもの。
登っているのはサウスダコタ州にあるテレビ局KDLTの電波塔。今日はメンテナンス作業で頂上にあるライトを交換するそう。
動画はすでにかなりな高所から始まる
[画像を見る]
それでも最初のうちは足場があったが、まもなく鉄塔のボルトに命綱をかけのぼる。
それからしばらくはワグナーさんの呼吸と金具の固定音が淡々と続いていく。
もし金具がボルトから外れたら?とこっちはハラハラしっぱなし。だがのぼるにつれて視界も上昇。気づけば地平線も弧を描いている。
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すると途中で構造のつなぎ目みたいな箇所に到着
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しかしゴールはまだ先だ。
複雑な接続部を慎重に越えまた上へ上へ。地上が下界並みに遠ざかってんのにまだ行くの?
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見てるだけでも手汗が噴き出すこの光景。どんだけ肝が据わってんだ?と絶句する。もう限界や!こんなん高すぎもうやめてぇ~!と叫びたくなった矢先…
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ついに頂上出現!目的のライトにやっとたどり着いた。ライトの上から見下ろす景色にあらためて愕然。
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報告後にライトのカバーを開くワグナーさん。その間もちらちら見える雲の下界に汗が止まらない
[画像を見る]
そこで動画は途切れてるけど交換は無事に終わったようだね。
高所作業のプロフェショナル。2015年にもメンテを公開
ワグナーさんが勤務する National Tower Controls, LLC はアメリカの高所作業の専門企業。
つまり高所のプロフェショナルであるワグナーさんにとって、こうした仕事も特別なものではなく、年1に度の恒例作業のひとつに過ぎないそう。
ちなみにワグナーさんは2015年にも同様のメンテナンスを動画で公開している。彼がこの塔の担当かどうかは不明だが、淡々とこなす度胸のよさには唖然とするばかり。
[動画を見る]
KDLT-TV 1999ft tower being climbed
KDLTの電波塔はアメリカで最も高い電波塔の1つ
今回の塔は日本の東京スカイツリー(634m)よりちょっと低いが、アメリカで最も高い電波塔の1つだそう。
しかしこれだけの超高層だ。天候は選べても体調不良とかでうっかりバランスを失ったらと思うとぞっとする。万が一のパラシュートとか非常用装備とかあるんだろうか?
というか緊急時に駆けつけるのは航空隊?それとも登山隊?どっちが担当なのかそのへんもやや気になるけども。
昔ならともかく、現代も電球1つに命がけって現場があることにも震えるわ。
もう少し他にやりようがないものかね。これだけ高いと航空法の関係で灯りが必須なんだろうけどメンテ用の安全設備みたいなのはつけちゃいけないのかな。
素人目にはとんでもない現場に赴くワグナーさん。いくら慣れた仕事といえこっちはついつい心配になる。これからも何事もなく地上に帰ってこれますように。
References:upworthyなど /written by D/ edited by parumo
『画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。』
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