ワイルドだけど猫は猫。カラカルもママンのそばで甘えたいんじゃ~
 パソコンで作業をしていると、猫がかまってモードを発動するのは、猫飼いにとっての「あるある」だ。

 そしてそれは普通の猫だけではなく、ワイルドみあふれるネコ科、カラカルも同様のようだ。


 ママンがパソコンの前に座って作業をしていると、その大きな体でドカっと机に飛び乗り、机の上に座り込んじゃったもんだから、これじゃ仕事にならないぞ。

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カラカルだって普通の猫と一緒。かまってモードを発動中 茶色い体で、耳のてっぺんに長く黒い房毛がひょこんと生えているのが特徴のカラカルは、古代エジプト時代から存在したと考えられており、神聖な守り神として崇めらていたとされるネコ科の動物だ。

 そんなカラカルをペットとして飼っている家もあるようで、その日常をYoutubeチャンネルに投稿しているのだが、見た目こそワイルドだが、実際の行動は家猫に果てしなく近いようだ。

 ママンがパソコンで作業を行っていると、突如机に飛び乗ってきたカラカル。もうそのお尻からして、とても大きいです。

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 その後机の上にしっぽりと座り、紙をかじりつつ、ママンの気を引こうとするかまってちゃん猫に。

 本気を出せばマウスもキーボードも粉砕できるパワーがあるから、ママンは器具をカラカルから移動させる。

 これじゃ作業にならないね。ママンは仕事を中断して、カラカルが気が済むまで撫でてあげることにしたようだ。

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 カラカルは、アフリカ大陸や、中東、インド北西部、パキスタンなどの、乾燥している草原や森林に生息しており、大きさは家猫の2~4倍ほど。

 筋肉がとても発達しており動きが俊敏で、時速80kmで駆け抜けることができるといわれている。
さらにそのジャンプ力も相当なもので、地上から3mは余裕で飛べるそうだ。そのため、イランやインドでは、カラカルを訓練して鳥類の狩猟に用いることがあったという。

 寿命は野生下で12年、飼育下では16~20年ほどとされている。

 ちなみに日本では特定動物に指定されており、2019年6月19日の法改正により、愛玩目的での飼育は禁止となっている。

 とはいえ飼うとなると、かなりの知識と飼育できるだけの環境、忍耐強いしつけも必要となるので、容易ではなさそう。

 カラカルを見たいのなら、動物園に行くかネットの動画で鑑賞しよう。自然界ではかなり強めの捕食獣だが、飼いならされたカラカルは、家猫のようにかわいい一面もあったりする。

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written by parumo

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