ソファの下には地下につながる隠し武器庫が!大量の銃と弾薬、射撃場まで完備されていた
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 オーストラリア・パースの郊外で、家の地下に秘密の銃器庫を作っていたとして、所有者の男が逮捕された。

 銃器庫には、大量の銃と弾薬が保管されてあったほか、作業場や射撃場まで備えられてあったという。


 この1件がきっかけとなり、西オーストラリア州では州政府が銃に関する法律を見直し、7月から一部の銃所持を禁止することを発表した。

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Police find secret bunker hidden beneath furniture | 7NEWS家の地下に秘密の銃器庫 去年5月、密告を受けた西オーストラリア州警察が、デイヴィッド・レティジアの住む家を捜索した時の映像が、今週になって初めて公開された。

 ソファの下に地下へと続く階段が隠されてあるのを発見し階段を下りた捜査員たちは、そこが秘密の銃器庫で、大量の銃と弾薬、作業場、さらには射撃場まで備わっていることに驚いた。

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 元プロの格闘家でありボクシングのプロモーターをしていたレティジアは、所有していた武器のほとんどを登録しており、銃所持の免許を保持していたが、銃器庫には未登録の銃器が保管されてあったという。

 銃器庫には1 丁のライフルに 50 口径の弾丸が入った箱や、約1000発のさまざまな口径の弾丸が保管されていたほか、長距離射撃用の銃もあった。

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 また、それらの銃器から発射された弾丸の中には、警察官が着用している防弾チョッキや、警察車両のほとんどの硬い表面を貫通するものもあることがわかった。

 認可を得ずに所持していた銃器は、サイなどオーストラリアでは飼っていない大型動物を狩るために設計されたものだったそうで、警察はすべての銃器を押収した。この1件がきっかけで長距離射撃用の銃を非合法化に レティジアは、未登録の銃器を所持していた罪で起訴され、銃免許をはく奪されたが、最大の罪は銃器庫と射撃場を建設するための承認を地方議会に申請しなかったことだったようだ。

 捜査員の1人は、「この人物は銃器の免許を持った所有者で、そこにある武器のほとんどは認可されていたにもかかわらず、秘密の地下射撃場で、なぜ多くの強力なライフルを必要としたのか、理解できない」と述べた。

 この1件がきっかけとなって、西オーストラリア州政府は銃所持に関する法律の見直しが行われた。

 その結果、7月1日以降は56 種類の銃と 19 口径の弾薬を含む、装甲板を貫通できるような強力な長距離射撃用の銃器は、同州で禁止されることになった。

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 それらの銃器の所有者には、最寄りの警察署で武器を引き渡す時間が与えられるという。


 また、新しい法律の下で銃を購入する人は、強制的かつ継続的なメンタルヘルスチェックを受ける必要があるということだ。

 西オーストラリア州警察によると、昨年同州では銃創が原因で 20 人が死亡しており、死亡者の少なくとも半数が精神的健康の問題が関係していることが明らかになったそうだ。

 同州警察は、この法律の変更が、殺人や銃に関連した家庭内暴力、警察への攻撃、自殺を減らすのに役立つことを望んでいる。

References:Police uncover hidden gun bunker in Perth suburban home/ written by Scarlet / edited by parumo

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