飛行中のヘリコプターで懸垂、1分間に32回でギネス記録更新
 多種多様な演目が競われ、日々その記録が更新されている世界ギネス記録。中には超人レベルの記録が生み出されている。


 今回紹介するのは、飛行中(ホバリング)のヘリコプターにぶら下がり、1分間で何回懸垂ができるかを競ったものだ。

 昨年8月、25回という記録がオランダ人男性アスリートによって成し遂げられたが、その半年後となる今回、アルメニア人男性が32回の懸垂を行い、新たに記録を更新したそうだ。

ヘリコプターで懸垂ギネス記録に挑戦 この競技はほぼホバリング状態にある飛行中のヘリコプターの脚(スキッド)につかまり、空中に浮いた状態で1分間に何回懸垂できるかが競われる。

 今回この記録に挑んだのが、アルメニアのアスリート、ハマザスプ・ヒロヤン(Hamazasp Hloyan)さんだ。

[画像を見る]

 ヒロヤンさんは、前々回の記録保持者で、1分間で23回の懸垂に成功した同じアルメニア人のロマン・サフラディアンと共にトレーニングを行った。

 その結果見事1分回に32回と、ギネス記録を更新したそうだ。

[動画を見る]

 ヘリコプターにぶら下がった状態での空中懸垂は、一般的な懸垂より難易度が高いし、過酷な競技である。

 2022年8月にはベルギーで、オランダ人アスリートであるスタン・ブルニンクさんが、1分間に25回という記録を打ち立て、ギネス記録保持者となったが、その半年後にその記録を7回上回る32回で、ヒロヤンさんが新記録保持者となった。

 これってある意味、筋力勝負のSASUKEのような競技だから、日本のSASUKEアスリートたちも訓練したら記録更新、いけるんじゃない?

 ヘリコプターの低空飛行が日本の安全規定で許されるならばの話だけど。

written by parumo

画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。
編集部おすすめ