こんなはずじゃ...トリミングに行ったら弱そうなライオンになって帰ってきた2匹の猫
 長毛種の猫の場合、毛玉になったりしやすいので日頃のトリミングが必要になる。また、夏の暑さ対策としてサマーカットを行う場合もある。


 だが、人間同様「思ってたのと違う!」という結果になることは往々にしてある。

 2匹の飼い猫をトリミングサロンに連れて行った飼い主だが、まさかライオンカットになって戻ってくるとは思いもよらなかった。

 しかも2匹ともあまりこのヘアスタイルが気に入ってないようで、すごく落胆した表情を見せているからちょっと弱そうなライオンである。

いつもと違う担当者が2匹の猫のトリミング アメリカ、ミシガン州に住むタヤ・ベイリーさんは2匹のペルシャの血が混じった長毛種の猫、ツェッペリン(2歳・オス)とオジー(1歳・オス)を飼っている。

 長毛種の猫の場合、毛のメンテナンスは欠かせない。毛玉ができやすいし、肛門周りの毛を短くカットしておかないと、トイレをすると汚れがついてしまう。

 ベイリーさんは今回、いつもお願いしているペットサロンに予約をしたが、この日、いつも担当してくれているスタッフがお休みだったため、別の担当者にお願いした。

 いつものように、シャンプーとブラッシングをして、肛門周りや肉球の間の伸びた毛をカットするよう依頼したが、しばらくヘアカットをしていなかったため、全体の毛を整える必要があるといわれた。猫を引き取りにいってびっくり、猫が弱そうなライオンに変化 ベイリーさんはそれじゃあと、ヘアカットもやってもらうことに。そして2時間後、猫を引き取りに行って驚愕した。

 これが自分の猫?ツェッペリン(2歳)とオジー(1歳)?というくらい別猫になっていたのだ。
 別猫というか別ライオンである。


 もともと茶色の毛色だったオジーはよりライオン風になってはいるが、本人はあまり気に行っていないことがこの表情からくみ取れる。

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 ツェッペリンはかなり恥しかったようで、家に帰宅してすぐ、お気に入りの箱の中に隠れてしまったそうだ。

 その後ベッドの上に寝転がり、「誰がライオンにしてくれと頼んだ?」と飼い主に目で訴え、絶望を全身から漂わせていたという。

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強制的にライオンカットにされ、落胆する2匹の猫 頭と尻尾だけ毛を残し、体の毛をほとんどカットするこのヘアスタイルは「ライオンカット」と呼ばれ、暑さ対策や毛玉防止のために行われることがある。

 だが、ベイリーさんはまさか自分の家の猫がライオンカットにされるとは思っておらず、とにかく驚いたという。

 もっとも戸惑いを見せていたのは当の猫たちだろう。
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 この動画はTikTokで大きな反響を呼び、現在までに1億回以上再生されている。

 ユーザーらは、「笑ってしまった」「かわいそうだけどかわいい」「私はライオンカット好きだよ」、「ライオンというより鶏?」、「プードルみたい」といった意見や、「これはグルーマーのミスではなく飼い主のミスだ」といった意見がよせられた。

 ベイリーさんは最初、猫たちの激変にびっくりしたものの、「猫たちすぐに元気を取り戻しました。彼らはもう自分たちの姿を気にしていないようです」、「どんな姿でも私たちは彼らを愛してます。グルーマーを攻めるつもりもありません」と述べている。

written by parumo

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