
さすがヘビの天敵マングース先輩!育児中のリスに起こった大ピンチに「おっとヘビならまかせとき!」とばかりに加勢に入ってくれたみたいだ。
アフリカの野生動物保護区をおとずれた人々が思わず見入った驚きのシーン。
いきなり種を超えリスとマングースのタッグが成立?胸アツな展開に居合わせた人々もびっくり。人間の大人も子供も固唾をのんで見守った珍しい瞬間をみてみよう。
[動画を見る]
1 COBRA VERSUS 7 SQUIRRELS AND A MONGOOSE子どもがいる巣に近づくな!強毒のコブラを追い払おうとするリス こちらは先日アフリカ南部にある野生生物保護区カラハリ・トランスフロンティア公園のノソブ・キャンプサイトで目撃された出来事だ。
強毒のコブラを囲んで攻撃していたリス
[画像を見る]
実はこのリスたちはこの先にある巣穴で育児をしており、大切な子どもたちを狙ってやってくるコブラを追っ払うのに必死だったのだ。
[画像を見る]
だが、リスなどへっちゃららしいコブラはそこから逃げようともしない。このままだ子どもたちは食べられてしまうのか?突然マングース先輩が参戦!リスと交代でコブラを撃退 すると突然!
見かねたように1匹のマングースが現れ、なんとコブラに攻撃を始めた。
[画像を見る]
ヘビの天敵マングースがリスの助っ人として参戦!?
しかも飛び込みで加勢するとは絵に描いたような展開だ
[画像を見る]
その後マングースは一時姿を消すも、両者の激しい戦いを見守ってたリスたちが再びコブラの阻止にかかる。
そこにマングースが再び加わり攻撃を始めると、粘ってたコブラもついにあきらめて退散モードに!
[画像を見る]
共に戦ったリスとマングース全員が、立ち去るコブラをきっちり見送り緊張のバトルは終了。急ごしらえの異種チームによる完璧なコブラ撃退シーンだった。
[画像を見る]
最後は全員がコブラが二度と来ないことを確かめるように見送り なお退散したコブラは強力な神経毒をもつケープコブラ。立ち向かったリスたちは地面に掘った巣穴で暮らすケープアラゲジリス。
[画像を見る]
動画を撮影したララ・デ・マトスさんによると、最初は数匹のリスがコブラの行く手を阻み、必死で追い払おうとがんばっていたそうだ。
[画像を見る]
image credit:Annette Smit
そして同じようにこの瞬間を見た父親は「これはどんな学校でも経験できないこと。この場に自分の子どもがいたことをとても光栄に思っている」とコメント。
またある男の子は「どんな格闘技よりもすごい最高の光景だ」と話していたそうだ。
[画像を見る]
なお本当はヘビが怖かったマトスさんだが、その場にとどまり眺めてられたのはリスとマングースが全方向からヘビの動きを封じていたせいだという。
ググったところ、アフリカに住むケープアラゲジリスは、マングース科と同じ巣穴で同居することもあるもよう。
アメリカの生物学者が、マングース科のミーアキャットやキイロマングースと同居するケープアラゲジリス の行動比較に関する研究を発表している。
その研究によるとミーアキャット(マングース科スリカータ属)と同居中のジリスは、同じジリスと同居してる時に比べて警戒時間が減り、餌を採って食べる時間が増加。だがイエローマングースと同居中のジリスは警戒時間が増えたそう。
[画像を見る]
その結果から研究者は、2つのマングース科にとって巣穴を掘るジリスは、体温調節や捕食者から逃れる際に有益な存在とみなしている。
一方ジリスにとってミーアキャットとの同居は互いに有益だが、イエローマングースとは単なる共生者(同居人?)の可能性があるそう。
今回参戦したマングースもひょっとしたらこのリスと一緒に住んでたのかも?実はやたら面倒見がいいタイプとかな。たとえ本能的な行動でもリスには願ってもない助っ人になったにちがいない。
なんにせよ子リスたちが無事でほんと良かった。めったにない異種同士の協力シーンをガチで見た人も忘れられない思い出になっただろうね。
References: latestsightings / springerなど /written by D/ edited by parumo
『画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。』
アフリカの野生動物保護区をおとずれた人々が思わず見入った驚きのシーン。
それはなんと子どもを守るため強毒のコブラと戦うリスたちと彼らに協力するマングースの姿だった。
いきなり種を超えリスとマングースのタッグが成立?胸アツな展開に居合わせた人々もびっくり。人間の大人も子供も固唾をのんで見守った珍しい瞬間をみてみよう。
[動画を見る]
1 COBRA VERSUS 7 SQUIRRELS AND A MONGOOSE子どもがいる巣に近づくな!強毒のコブラを追い払おうとするリス こちらは先日アフリカ南部にある野生生物保護区カラハリ・トランスフロンティア公園のノソブ・キャンプサイトで目撃された出来事だ。
強毒のコブラを囲んで攻撃していたリス
[画像を見る]
実はこのリスたちはこの先にある巣穴で育児をしており、大切な子どもたちを狙ってやってくるコブラを追っ払うのに必死だったのだ。
[画像を見る]
だが、リスなどへっちゃららしいコブラはそこから逃げようともしない。このままだ子どもたちは食べられてしまうのか?突然マングース先輩が参戦!リスと交代でコブラを撃退 すると突然!
見かねたように1匹のマングースが現れ、なんとコブラに攻撃を始めた。
[画像を見る]
ヘビの天敵マングースがリスの助っ人として参戦!?
しかも飛び込みで加勢するとは絵に描いたような展開だ
[画像を見る]
その後マングースは一時姿を消すも、両者の激しい戦いを見守ってたリスたちが再びコブラの阻止にかかる。
そこにマングースが再び加わり攻撃を始めると、粘ってたコブラもついにあきらめて退散モードに!
[画像を見る]
共に戦ったリスとマングース全員が、立ち去るコブラをきっちり見送り緊張のバトルは終了。急ごしらえの異種チームによる完璧なコブラ撃退シーンだった。
[画像を見る]
最後は全員がコブラが二度と来ないことを確かめるように見送り なお退散したコブラは強力な神経毒をもつケープコブラ。立ち向かったリスたちは地面に掘った巣穴で暮らすケープアラゲジリス。
参上したマングースはマングース科のキイロマングースとみられている。
[画像を見る]
動画を撮影したララ・デ・マトスさんによると、最初は数匹のリスがコブラの行く手を阻み、必死で追い払おうとがんばっていたそうだ。
[画像を見る]
image credit:Annette Smit
何かと思って近づいてみたら、子育て中のリスたちがコブラを地下の巣穴から遠ざけようとしている様子がうかがえました。彼らは交代で、あらゆる角度からコブラを攻撃し続けてました。この光景は子どもにも貴重。「学校では経験できない」という父親も
そこへ突然、マングースが現れてその場を譲り受けたんです。その間にリスたちは一休みしてマングースの攻防を見守ってました。
しばらくしてマングースが一時撤退し、リスが再びコブラの阻止を始めました。それからまたマングースが攻撃に戻ってくると、ケープコブラはその場を離れるのが最善とみなしたのか逃げ始めました。
全員がコブラを追いながら見送ってました。まるでコブラが二度とこないことを確かめるようでした。
その瞬間は私にとって一生に一度のことでした。そう語るマトスさんによると、この日は長い週末で、キャンプには小さなお子さんを連れた親御さんもたくさん来ていた。キャンプ場の真ん前でこうした光景の撮影ができる機会は珍しいと思います
そして同じようにこの瞬間を見た父親は「これはどんな学校でも経験できないこと。この場に自分の子どもがいたことをとても光栄に思っている」とコメント。
またある男の子は「どんな格闘技よりもすごい最高の光景だ」と話していたそうだ。
[画像を見る]
なお本当はヘビが怖かったマトスさんだが、その場にとどまり眺めてられたのはリスとマングースが全方向からヘビの動きを封じていたせいだという。
その時はマングースやジリスが死ぬのでは、ととても心配でした。でも後で聞いた話ですが、実は2匹ともケープコブラの毒に強い抵抗力を持ってるそうです。イエローマングースは共生者?ジリスとマングースが同居するケースも 見た感じ生息域も近そうなジリスとマングース。実はけっこう顔見知り?
もし先に知っていたらこの戦いをもっと楽しんでましたよ。この時はリスとマングースチームが勝つようみんなで応援してました。
ググったところ、アフリカに住むケープアラゲジリスは、マングース科と同じ巣穴で同居することもあるもよう。
アメリカの生物学者が、マングース科のミーアキャットやキイロマングースと同居するケープアラゲジリス の行動比較に関する研究を発表している。
その研究によるとミーアキャット(マングース科スリカータ属)と同居中のジリスは、同じジリスと同居してる時に比べて警戒時間が減り、餌を採って食べる時間が増加。だがイエローマングースと同居中のジリスは警戒時間が増えたそう。
[画像を見る]
その結果から研究者は、2つのマングース科にとって巣穴を掘るジリスは、体温調節や捕食者から逃れる際に有益な存在とみなしている。
一方ジリスにとってミーアキャットとの同居は互いに有益だが、イエローマングースとは単なる共生者(同居人?)の可能性があるそう。
今回参戦したマングースもひょっとしたらこのリスと一緒に住んでたのかも?実はやたら面倒見がいいタイプとかな。たとえ本能的な行動でもリスには願ってもない助っ人になったにちがいない。
なんにせよ子リスたちが無事でほんと良かった。めったにない異種同士の協力シーンをガチで見た人も忘れられない思い出になっただろうね。
References: latestsightings / springerなど /written by D/ edited by parumo
『画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。』
編集部おすすめ