ライオン、虎など大型ネコ科たちの鼻タッチにトライしてみた
 一般的な家猫の場合、鼻の前に指を差し出すと、クンクンとその匂いを嗅ぐ子も多い。これは、指先の匂いを確認して、近づいてくるものを認識する意味があるのだそうだ。


 猫と仲良くなりたいと思ったら、いきなり触れようとせず、まずは体の位置を低くして、指先の匂いを嗅がせることからはじめるといいと良いといわれている。

 では大型のネコ科や猛獣たちに指を差し出すとどうなるのだろう?

 野生動物保護施設の飼育員が、様々な動物たちに鼻タッチを試みる動画が公開されていた。すでに信頼関係があるようなので、指の匂いを嗅がせるというより、いきなり鼻にタッチしちゃったりしている。

 結構スリリングな展開もあったが、どの子もそれを受け入れているようだ。

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DANGER BOOPS猫は指の匂いで相手を認識する 猫は何かを認識する際に、視覚だけでなく嗅覚も使って判断するといわれている。なので仲良くなりたければまずは自己紹介として自分の指の匂いをかがせてあげるといいといわれている。

 飼い猫や人なれしている猫の場合であっても、知らない人にいきなり触られたら驚いてしまう。

 そこで指だ。まずは指を差し出して自分の匂いを嗅がせ、猫がクンクンと匂いを嗅いでくれたら第一段階クリア。すぐに距離を縮めるのではなく、何度かそれを繰り返していくことで、敵じゃないことを認識させてあげればいいのだ。

 指を出すと毎回匂いを嗅いでくれるのなら、それは「よう!おまえか」「またきたな、よろしく」などの挨拶を意味することもあるそうだ。大型ネコ科や猛獣たちに鼻タッチ では大型ネコ科の場合はどうなのだろう?

 少なくともすでに信頼関係のある人間に対しては指を差し出されても嫌じゃなさそうだ。
むしろうれしそうにしている。

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 思わず指にじゃれついて甘噛みモードに入る子もいるが、親しい相手なら、指を差し出されるのを嫌う子はいなそうだ。

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 とはいうものの相手は大型ネコ科や猛獣たちだ。何でスイッチが入るかわからないし、指1本なくす覚悟も必要になるそうなものだが、この動画に出てくる飼育員女性は全く臆することなく、がんがん指を差し出している。

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 匂いを嗅がせるというレベルじゃなく、いきなり鼻をタッチしているわけで、見ている方がハラハラするが、この施設の動物たちに限って言えば大丈夫なようだ。

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 とはいえこれは信頼関係があってのこと。良い子のみんなは動物園にいって、いきなりライオンやトラに指を差し出すような真似はしないようにね。

written by parumo

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