
古代から人々に親しまれてきたヤギたちだが、その驚きの草を食べ尽くす能力が、自然にやさしい除草剤として注目を集めている。
この動画は約500平方メートルの敷地内の雑草に150匹のヤギたちを5時間放った時の様子を撮影し、50秒にまとめたタイムラプスだ。
比較のために隣半分の敷地との差を見てほしい。
150匹のヤギが5時間で500平方メートルの土地を除草
150匹ものヤギの管理は大変だろうけど、これだけの数がいれば、5時間程度で、500平方メートルの土地の雑草は芝生並みの高さまで食べ尽くしてくれる。
さすがにこんな大量の草は無理だろうと思いきや
ひたすら150匹で食べ続け
驚きのビフォア・アフターとなった。
ヤギの驚くべき除草効果
一般的にヤギの食べ物と言えば、草を想像する人が多いだろう。だが実際は草だけでなく、木の葉や枝、花、果実、雑草に至るまで、多くの植物を食べることができる。
その強靭な食性が、雑草に対する優れた”除草剤”となっているのだ。
ヤギによる除草は、化学的な除草剤に頼ることなく、環境に優しく、持続可能な方法として注目を集めている。
ヤギは雑草を食べるだけではなく、その排泄物は自然の肥料となり、土壌の豊かさを増す効果もあるという。
またヤギは比較的飼育が容易で、飼育コストも安いため、大規模な地域での除草活動にも適しているそうだ。
実際にアメリカ、カリフォルニア州サンフランシスコでは、市民を対象にヤギの放牧サービスを行われていた。
また、地主の許可さえあれば、雑草を取り除く公共事業や、火災を減らす活動の助っ人としてヤギが一時的に認められるという。
さらにアメリカでは、クリスマスが終わった後、クリスマスツリーとしてしようしていたモミの木を農場に寄付し、ヤギに食べてもらうという取り組みもあるそうだよ。
メスならミルクも飲めるし、雑草も食べてくれるし、賢いし愛情深いので、田舎に引っ越して、数頭くらい飼育してみたいなー。
written by parumo