世界一幸せそうに見えるクアッカワラビーにジャグリングを見せたところ、世界一幸せを広げていた件
 ニコニコと笑って見える表情から「世界一幸せそうに見える動物」として知られているクアッカワラビー(クオッカ)だが、その仕草も極上の愛くるしさだ。

 ジャグリングのプロである男性が、生息地のオーストラリア、ロットネスト島に行き、クオッカの目の前で小石や松ぼっくりをつかい、お手玉を披露した。


 するとクオッカは目をキラッキラさせながら、男性の手の動きに合わせて、自分の前脚を動かし始めたのだ。

 まさにこんな動画だけ見ていたい系のやつだ。癒されるわセロトニンはブーストするわ、どれだけ人間を癒してくれれば気が済むのだろう。

クオッカにジャグリング(お手玉)を見せたらどうなる? 現在西オーストラリア、パースに住むプロのジャグラー(パチスロの機種ではない。ジャグリングのプロだ)、ルーク・フォレスターさんは、クアッカワラビー(クオッカ)に会うためにロットネスト島へと向かった。

 インド洋に浮かぶロットネスト島は、パースからフェリーで行ける自然保護区で、クオッカたちが多く生息する場所として知られている。

 フォレスターさんは、クオッカたちが彼のジャグリングにどう反応するかを知りたかったのだ。そしてその反応は彼が予想していた以上のものだった。

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 目をキラキラさせながら、ジャグリングに見入るクオッカ。最強のクオッカスマイルも発動中だ。

 さらにそれだけではない。ジャグリングの動きに合わせて、自らの前脚を動かしはじめたではないか!ジャグラー冥利につきるってもんだ。


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 幸せの伝道師の名前は伊達じゃなかった。表情だけではなく仕草までかわいいすぎるんじゃーい!

 嫌なこと全部忘れさせてくれる上に、気を失いそうになったではないか![画像を見る]  フォレスターさんはこのように説明している。
ロットネスト島に行ったところ、クオッカたちが世界で最もかわいくて最高の観客であることを発見しました


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 簡単なお手玉くらいはできるという人も多いはずだ。日本には昔ながらの、和柄の布に小豆やビーズを詰めたお手玉が簡単に入手できる。

 これを持参して、いざロットネスト島へ!っていうのが死ぬまでに一度やってみたいこと候補の上位に食い込んできたぞ。

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クオッカってどんな生き物?  クオッカはカンガルー科クアッカワラビー属に分類される有袋類で、体長は50cm前後、体重は3~4kg前後でメスよりオスの方が大きい。平均寿命は野生環境下で約6~10年程度だそうだ。

 草食性で、葉や植物の実を食べる。口角が上がっていて、その表情が常に微笑んでいるように見えるため、「世界で最も幸せな動物」とも、「幸せの伝道師」ともいわれている。

 実際にクオッカの癒し効果は絶大で、動画を見るだけで試験や仕事のストレスが緩和されるとの研究結果も報告されている。

 非常に社交的な動物で人懐っこいため。ロットネスト島を訪れる観光客にとって、クオッカとの触れ合いは人気のアクティビティとなっている。


 だが、野生動物としてのクオッカを尊重するため、彼らを餌付けしたり触ったりすることは推奨されていない。

written by parumo

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