アメリカ・シカゴ在住の女性は、100歳のときに挑戦して大好きになったスカイダイビングをもう一度したいという夢を4年後に叶えることができた。
104歳で初のタンデム・パラシュート・ジャンプに挑戦した女性は、去年103歳のスウェーデン人女性が保持していた世界最高齢の記録を更新しギネスに認定された。
そしてその1週間後、女性は老衰で眠るようにこの世を去ったという。
スカイダイビングの世界記録を塗り替えた104歳の女性
10月1日、ドロシー・ホフナーさんはシカゴ郊外のイリノイ州オタワにあるスカイダイブ・シカゴ空港で、高度4112mのタンデムジャンプを成功させ、パラシュートで飛行機から飛び降りた最高齢者となった。
104歳で7分間のスカイダイビングは、ギネス世界記録の世界最高齢記録を更新することとなった。
ドロシーさんが初めてスカイダイビングに挑戦したのは100歳のときだ。
それからスカイダイビングが大好きになり、もう一度空を飛びたいと願っていた。その4年後に再びチャレンジすることが可能になったことを知り、ドロシーさんはとても喜んだ。
そしてついにチャレンジに成功。世界記録を更新した直後、「年齢は単なる数字に過ぎない」と語っていたそうだ。
世界記録樹立の1週間後に死去
高齢にもかかわらず勇気ある挑戦をしたことで、多くのメディアで称賛されたドロシーさんだったが、その1週間後の8日夜に老衰で死去したというニュースが伝えられた。
ドロシーさんの友人によると、ドロシーさんは入居していた高齢者介護施設で死亡しているところをスタッフに発見されたという。
ドロシーさんの訃報を知ったスカイダイビング・シカゴとUSパラシュート協会の広報担当者は、このように追悼の言葉を述べた。
ドロシーさんの充実した楽しい人生の締めくくりとして、最後にスカイダイビングの世界記録に貢献できたことを光栄に思います。
スカイダイビングは、私たちの多くがバケットリストにしまっておくアクティビティですが、ドロシーさんは一生に一度のスリルを味わうのに遅すぎるということは決してないということを思い出させてくれました。
最後のジャンプの後、12月で105歳になる予定だったドロシーさんはこのように語っていた。
とてもいい体験だった。すべてが穏やかで楽しく、これ以上ないくらい素晴らしい経験だったわ。
次のジャンプのときには、お隣の部屋の109歳の人を誘ってみようかしら。でも、今度は熱気球に乗ってみたいわ。
写真には、公認インストラクターと一緒に無事に草むらに着陸したときのドロシーさんが写っている。
いくつになっても夢を持ち続け、それを実現することができたドロシーさん。それはもちろん、ドロシーさんの夢実現のために尽力した大勢の人々の協力があってこそだ。
今頃ドロシーさんは天国の空を自由自在に飛び回っていることだろう。
何をやるにも遅すぎることはないということを、身をもって教えてくれたドロシーさんに感謝したい。限りある人生なんだから、楽しまなきゃね。
References: Npr.org[https://www.npr.org/2023/10/11/1205280562/104-woman-dies-skydiving-record]
本記事は、海外の情報を基に、日本の読者向けにわかりやすく編集しています。











